第一歌集

黄色いボート

新鋭短歌シリーズ31
「黄色いボート」
原田彩加
監修:東 直子

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-242-6 C0092

装画 東 直子
装丁 東 かほり

明日も生きる。そのために見る水平線。
遠くで花が散る。ややこしいけれどいとおしいこの世界を、
ひたむきに歩いていくための歌。
(東 直子)

2016年12月中旬全国書店にて発売。

WEBでの本の購入はこちらより
Amazon

著者プロフィール

原田彩加(はらだ・さいか)
1980年高知県生まれ。横浜在住。
昭和女子大学短期大学部在学中に短歌と出会う。
2000年度朝日歌壇賞(佐佐木幸綱選)受賞。
2011年、NHK文化センター青山教室にて東直子講座を受講。
2014年、現代歌人協会主催「第43回全国短歌大会」朝日新聞社賞受賞。
Twitter:@sai_sai13

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

スプーンを水切りかごへ投げる音ひびき続ける夜のファミレス

行列がなくなり水が腐っても撤去されない黄色いボート

眠る間にすべてを忘れますように 百合の香りがしている廊下

黙しつつ歩めば君は草原のきりんのようで月が美し

ましずかな日差しのなかへのびているしあわせそうな脚を見ていた

関連書籍

<新鋭短歌シリーズ第3期>
「新鋭短歌シリーズ25 永遠でないほうの火」
「新鋭短歌シリーズ26 羽虫群」
「新鋭短歌シリーズ27 瀬戸際レモン」
「新鋭短歌シリーズ28 夜にあやまってくれ」
「新鋭短歌シリーズ29 水銀飛行」
「新鋭短歌シリーズ30 青を泳ぐ。」
「新鋭短歌シリーズ32 しんくわ」
「新鋭短歌シリーズ33 Midnight Sun」

<新鋭短歌シリーズ第2期>
「新鋭短歌シリーズ13 オーロラのお針子」
「新鋭短歌シリーズ14 硝子のボレット」
「新鋭短歌シリーズ15 同じ白さで雪は降りくる」
「新鋭短歌シリーズ16 サイレンと犀」
「新鋭短歌シリーズ17 いつも空をみて」
「新鋭短歌シリーズ18 トントングラム」
「新鋭短歌シリーズ19 タルト・タタンと炭酸水」
「新鋭短歌シリーズ20 イーハトーブの数式」
「新鋭短歌シリーズ21 それはとても速くて永い」
「新鋭短歌シリーズ22 Bootleg」
「新鋭短歌シリーズ23 うずく、まる」
「新鋭短歌シリーズ24 惑亂」

<新鋭短歌シリーズ第1期>
「新鋭短歌シリーズ1 つむじ風、ここにあります」
「新鋭短歌シリーズ2 タンジブル」
「新鋭短歌シリーズ3 提案前夜」
「新鋭短歌シリーズ4 八月のフルート奏者」
「新鋭短歌シリーズ5 NR」
「新鋭短歌シリーズ6 クラウン伍長」
「新鋭短歌シリーズ7 春戦争」
「新鋭短歌シリーズ8 かたすみさがし」
「新鋭短歌シリーズ9 声、あるいは音のような」
「新鋭短歌シリーズ10 緑の祠」
「新鋭短歌シリーズ11 あそこ」
「新鋭短歌シリーズ12 やさしいぴあの」

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
「うたびとの日々」