書籍

『ひとさらい 笹井宏之第一歌集』 笹井宏之

『ひとさらい 笹井宏之第一歌集』
笹井宏之

A5判変形、並製、112ページ 
定価:本体1,200円+税
ISBN978-4-86385-046-0 C0092

2019年12月23日増刷出来

NHK「あさイチ」(2019年12月6日)で、川上未映子さんが紹介!

風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが

思い出せるかぎりのことを思い出しただ一度だけ日傘をたたむ

2009年1月、26歳の若さでこの世を去った歌人、笹井宏之。

やさしさと切ないほどの透明さを兼ね備えた作品は短歌というジャンルを越え、今もなおファンを増やし続けています。

『ひとさらい』は、夭折歌人の第一歌集です。

2011年1月下旬全国書店にて発売。

著者プロフィール

笹井宏之(ささい・ひろゆき)
1982年佐賀県生まれ。2004年に短歌を作りはじめる。
2005年、連作「数えてゆけば会えます」で第4回歌葉新人賞を受賞。2009年1月24日、26歳で永眠。
歌集に『ひとさらい』『てんとろり』『八月のフルート奏者』(すべて書肆侃侃房)、作品集に『えーえんとくちから』(ちくま文庫)がある。2019年の没後10年にあたり、笹井宏之賞が創設された。

水田を歩む クリアファイルから散った真冬の譜面を追って

彗星のように現代短歌を駆け抜けた
笹井宏之の第一歌集。

きみは、絶望なのか?
きみは、希望なのか?

第4回歌葉新人賞受賞作
「数えてゆけば会えます」収録。

目次

うすくみたす
すきま抄
くらげ発電
晴れの日の仙人
ひときわながいやすみ
数えてゆけば会えます
あし圧縮
クロール/クローラー
こころをゆるす
きわめて不機嫌な鹿
スモーク・アンブレラ(smoked-umbrella)
鮭フレークが降る交差点
はるる ほら あな
課題水彩
たくさんのいとこ
ステーキナイフ

あとがき 笹井 宏之
宏之との優しい時間 筒井 孝司