書籍

『たやすみなさい』 岡野大嗣

現代歌人シリーズ27
『たやすみなさい』
岡野大嗣

四六判変形/並製/144頁 
定価:本体2,000円+税  
ISBN978-4-86385-380-5 C0092

カバーイラスト:安福 望

 

第一歌集『サイレンと犀』につづく
5年ぶりの第二歌集、ついに刊行!

 

【帯文】

「自分が見落としていた記憶を
連れて来てくれる
とてもやさしく

体験を(こんなに簡単に)
捏造してくれる
とてもあたたかく

大嗣くん

あの時間を 丸ごと
カプセルに閉じ込めたような言葉達は

それぞれの経験が誰のものにもなり得る
そんな可能性(未来)を
示唆しているかも知れないよ」
国府達矢​(ミュージシャン)

 

「21世紀前半のなにげない日常に潜む、
こわれやすい奇跡を、琥珀の中に永遠に
閉じ込めてしまうような作品の数々。
ポップスのように、映画のように。
短歌って今もこんなに
アクチュアルなものだったのか。」
七尾旅人(シンガーソングライター)

 

【著者選】
写メでしか見てないけれどきみの犬はきみを残して死なないでほしい  
返信はしなくていいからアメリカっぽいドーナツでも食べて元気だして
もう一軒寄りたい本屋さんがあってちょっと歩くんやけどいいかな  
ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら 
二回目で気づく仕草のある映画みたいに一回目を生きたいよ


【著者プロフィール】
岡野大嗣(おかの・だいじ)
1980年、大阪府生まれ。歌人。2014年に第一歌集『サイレンと犀』(書肆侃侃房)。2017年、木下龍也との共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(ナナロク社)。反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。
Twitter:@kanatsumu

 

現代歌人シリーズ
現代短歌とは何か。前衛短歌を継走するニューウェーブからポスト・ニューウェーブ、さらに、まだ名づけられていない世代まで、現代短歌は確かに生き続けている。彼らはいま、何を考え、どこに向かおうとしているのか……。このシリーズは、縁あって出会った現代歌人による「詩歌の未来」のための饗宴である。

現代歌人シリーズホームページ:http://www.shintanka.com/gendai

『たやすみなさい』原画展・パネル展、開催中!!

HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE(東京、11月14日まで) 

※台風の影響により『たやすみなさい』の販売は17日頃開始の予定です。商品の入荷状況等は直接お店にお尋ねください。

blackbird books(大阪、11月3日まで)

本のあるところ ajiro(福岡、11月3日まで)

『たやすみなさい』フェア開催予定書店

※フェア開始時期にはばらつきがあります。詳しくは各書店までお問い合わせください。

ジュンク堂書店秋田店(秋田)

ジュンク堂書店池袋本店(東京)

文教堂書店赤羽店(東京)

HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE(東京)

リーディングスタイルあべの(大阪)

blackbird books(大阪)

迷路のまちの本屋さん(香川)

本の学校今井ブックセンター(鳥取)

本のあるところ ajiro(福岡)

『たやすみなさい』限定特典配布&サイン本販売書店はこちらをご覧ください

http://www.kankanbou.com/news/archives/78​

書評

「GINZA」12月号 評者=鳥澤光さん
《不思議なタイトルの詳細はすぐに判明する。優しい願い、ひとりの挨拶。でもそれは意味だろうか。意味に寄り添ったり、そこから離れて音になったり、景色になったりしてもいるようだ。短歌は歌で、歌は音。いくつもの時間が、瞬間が、みそひともじの音を与えられ形を得て、古い記憶も新しく生まれ直す》