化粧女王を探す長い旅 by 大王

2005-09-28 早良郡日記

[早良郡風景]昭和46年10月24日飯盛山登山隊

飯盛山登山隊

画像の説明 飯盛山は、上る人が少なくなっていたので、登山道が雑草に覆われて、なかなかわかりにくくなっていた。地元の人に聞けば、わかるはなしなのだが、あくまで自力登山を目指していたわれわれ飯盛山登山隊(隊長と隊員の2名)は、手探りで道を発見しながら登ることにした。

画像の説明 ふもとの、旧早良郡金武村大字飯盛付近で、農耕馬に出会った。かつては、どの農家にも農耕用の駄馬や、牛がいたものである。

 荷車を引いていた馬でした。

池?沼?水面があった

画像の説明 飯盛神社からの山道をそのまま登ると、いきなり水面にでくわし、この池を眺めながら進むのだが、誰もいない森の中に突然のように出現する水面には、ちょっとぎょっとする。

画像の説明 現在も、この池があるものかどうか、わからないのだが、登山道の途中ではなく、どこか別の場所の池だったかもしれない。

 農業用水地が、早良郡内にはあちこちあったので、その池のひとつなのだろう。池というのは底が知れないところがあり、どうも苦手だ。

池をテーマに小説も

画像の説明 隊長とは、同じ小学校の同級生だったので、中学は別々なところにいったけど、高校時代まで交流があり、このときに眺めた池を舞台に、陰気な小説とかを作ったような気もする。

画像の説明 飯盛山がこの位置に見えるということは、これはやはり、登山道の途中ではなく、別な場所のようだ。

 山の隈の一角を仕切ればたちどころに池ができあがる。そんな地形なのかもしれない。

飯盛山遠景

画像の説明 カメラがフィルムを空巻取りしてしまい、2重露光になってしまっている。当時のカメラにはよくあった事故で、それでもいちおう写っているところが、いろいろな場面を回想して思い出しているようで、不思議な写真になっている。

登山を開始

画像の説明 登山を開始する前の、隊長の雄姿。軽装なのだが、この後、隊長は準備していたヤッケなどの重装備となる。登山は、命がけという気持ちだったので、非常用食料となる、チョコレートなども携帯していた。

画像の説明 晴天だったが、山の天気は変わりやすいので、着衣がぬれてもよいように、いろんなものを持っていった。今は、60過ぎのおじちゃんおばちゃんが、ほいほい上っているが、そんなやさしい山ではない!今でもそう思っている。

中腹に巨岩あり

画像の説明 中腹にさしかかったとき、まるで山の門みたいに巨岩ふたつが立っている場所に出た。そこからは早良平野が一望できる。

 博多湾に浮かぶ能古島を足で踏みつけにしている、豪快さを強調した記念写真も撮影した。

画像の説明 そこは樹木が伐採されていて、視界が開けている。2本の杉が残っていて爽快な風景画だが。。。

 そこで、道は途切れていた。そこから先は、山道がみつからない。藪を分け入ってもいけないし、谷川には伐採した樹木の残骸が、いったいどのくらいの深さがあるものか、たまっていて、歩いてはゆけないようなのだ。

重装備で記念写真

画像の説明 無念!今回は登頂を断念するしかない。隊長の重装備もむなしく、その場所で、記念撮影をした。

 せっかく気合をいれてきたのに!2週間ぐらいかけて、計画を練ったのに。道がないので怖くなって断念しました。

画像の説明 いったい飯盛山の頂上に立てる日はくるんだろうか。まったく難航不落の名山なり!二人とも真剣にそう思って引き返したのでした。

 そこでおにぎりをたべていると、ふもとから、ヤギが鳴く声が響いてきました。ヤギの鳴き声ってこんなところまで響くんだ。感心したのを覚えています。


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