- 2026-04-07 (Tue) 10:04
- 総合
見よう見まねで台所に立っている。レパートリーがごく限られているので、ここであれこれと書くのははばかられる。ただ、先日、ズームで催している英語小説を読む教室で、受講生から「次に書く本の中でそうした厨房の苦労話などもエピソードとして添えれば、読者に受けるかもしれませんよ」と指摘された。その時は、え、まさかと思ったが、あとで考えるとそういう手もあるかなと思い始めた。おそらく次に出すとしたら、英中韓の三か国語の学習読本の類の本を書きたいと願っているが、自分のような中高年の男性が手にとれば案外面白いと思ってもらえるかもしれないのでは。
まあ、そんなことはともかくとして、少しは料理の腕をあげなければ始まらない。かくのような思いもあり、時々は新しい料理に「挑戦」している。挑戦とはいっても、普通の人から見たら、ごく当たり前の料理だろうが、「料理音痴」の私にはそうしたものさえ実に難関。若い頃から料理に興味を覚え、台所に立っていたらなあと悔いることもしばしば。いや、悔いると書くのは大げさか。もっとやっておけば良かったと反省するといったところか。
最近トライしたのが「鳥の唐揚げ」。好きな食べ物だ。好きだが、自分で作ったことは一度もないし、どうやって料理するのか分からない。何気なくYouTubeを眺めていたら、鶏の唐揚げが出てきた。よし、これを作ろうと何度も何度も見返した。悲しいかな、英語の表現なら二三度見れば記憶に残るが、どうしたものか、料理の材料名、調味料名、手順は全然記憶に残らない。本当に残らない。まあ、何とかなるだろうと思い、いつものスーパーに買い物に出かけ、適当に材料を買い求めた。
そして台所に立った。ガスレンジに火をつけ、レシピの手順に忠実に従って料理した(つもりだった)。だが、現れ出たのは、食欲をそそるとはとても思えないごつごつした唐揚げ。フライパンから箸でつまんで食してみる。特段まずくはないが、ご飯が進む代物ではない。正直に白状すると、レシピに書かれた内容はうろ覚え、手順もいい加減にした結果だった。深く反省して、次はプリンアウトしたものを手に料理しようと思っている。
上記の唐揚げに使った調味料の一つは「かたくり粉」。私はこれまで何度このかたくり粉や小麦粉の類を購入したか分からない。恥ずかしながら白状すると、使い切ったことは一度もない。いや、使い切るどころか、開封することなく、賞味期限切れを迎え、可燃ゴミとして何度捨てたことか。それで一度ぐらいはかたくり粉をきちんと使って料理したかった。だから鳥の唐揚げにこだわった次第だ。
途中で放棄した調味料としてはその他、多々ある。料理酒しかり、みりんしかり、胡椒しかり、マヨネーズしかり。最後までしっかり使い尽くしているものは醤油とらっきょう酢ぐらいだ。あ、無調整豆乳もあった。
さて、かたくり粉だ。消費期限切れのやつと最近購入したものがある。ネットで調べると消費期限切れでも見た目で異常がなければ使えるとある。冷蔵庫の中になぜか、エノキダケが入っている。エノキダケのレシピをネットで検索したら、幸いなるかな、かたくり粉で簡単にぱりっと揚げれば美味いとある。よし、酒(焼酎)の肴にしよう。レシピをプリントアウトした。さて、これぐらいは何とか及第点に仕上げたいと願っている。
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