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June 2026

チケットをゲット!

 再びワールドカップ。金曜朝の日本対スウェーデン戦。後半に先取点を奪取した時はそのままいって欲しいと願ったが、ほどなくあっけなく同点ゴールを決められてしまった。その後もサッカー素人の私の目には防戦一方のように見えた。あれでは4日後の決勝トーナメント1回戦でぶつかる強豪ブラジルとの試合は相当厳しいのではないかと思えてならない。
 とはいえ、対スウェーデン戦は日本代表チームはなにがなんでも勝たねばならない試合でなかったことも事実。「余力」を残して引き分けたと言えなくもないか。ブラジルと聞けば、名前に圧倒されるが、今のサムライブルーは昔の日本代表ではないのだろう。頑張って欲しい!
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 時々台湾行きの格安チケットをチェックしてきていたが、目に付いた一見安そうなチケットも最後まで見てみると、全然安くないことがしばしば。それで意気消沈して作業を断念。それでもこれから夏休みシーズンに入れば、ますます安いチケットを見つけるのは難しいんだろうなあと思い、昨日木曜日、仕事から帰宅してパソコンとにらめっこした。
 実際にネットで航空券を購入する作業も台湾に足繁く飛んでいた頃はお手のものだったはずだが、今は戸惑うことばかり。それでも何度かトライして目指していたチケットを購入した。何とか5万円を切ることができた。7月末から8月初めにかけた1週間の旅。ホテルはこれから安い宿を探す。1週間なんてあっという間だから、欲張った旅程は組めない。台北の他には花蓮ぐらいには足を運びたいと思っている。
 今回の旅の目的は・・特段そんなものはない。とにかくあの安くて美味い独特の朝飯を食べたい。中国本土にも似たような、あるいはもっと美味い朝飯はあるのだろうが、中国には諸事情からおいそれとは足を運べない。かつて一か月学んだ大学を再訪し、恩師に会いたい。中国語で近況報告ぐらいはしたい。恩師からは「あら、シンイ(省一)、あなたの中国語は全然進歩していないわね。もう勉強していないの?」と落胆させることになるのは覚悟の上で。あとは前回の項で書いたが、セレンディピティ(serendipity)(犬も歩けば棒に当たる)の精神で歩き回りたい!
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 その中国語。何度も書くが、ぱっと音を聞いて、その語句・表現がすぐに頭に浮かぶと至福の境地に至る。もっともその頻度は少ない。音を耳にしたら、その発音のピンイン表記を想像しながらスマホの辞書機能に打ち込み、該当する語句・表現が出て来ないかとチェックする。成功率は5割程度だろうか。直近では「shàngyǒu tiāntáng , xiàyǒu SūHáng」という有名な成句を耳にして、以前出合ったことがある成句をぼんやり想起した。「上有天堂,下有苏杭」。「天に極楽があるならば、地上には蘇州と杭州がある」という意味の言葉だ。中国・江南地方にある風光明媚な蘇州(Suzhou)と杭州(Hangzhou)を誇らしく思う中国の人々の誇らしい気持ちがよくうかがえる。
 私はその中国に気軽に足を向けられないことを残念に思うが、まあ致し方ない。せめて台湾の地で「乾き」を癒やそう!

台湾に行きたし!

 ワールドカップ。日本の代表チームは日曜日のグループリーグ2戦目の戦いに臨み、チュニジアに4対0で圧勝し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
 民放のテレビで見ていたが、解説者はかつてのエースストライカー、本田圭佑氏。率直な物言いで人気の解説者となっているようだが、彼が日本選手をさん付けで丁寧に呼んでいたのが印象に残った。いいと思った。昨今のスポーツ中継ではまず耳にしない呼称だろう。
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 今期は高校だけの仕事となっており、ずいぶん楽になった。楽すぎるなと思うこともあるが、私と同期の人たちの多くは仕事を辞め、楽隠居の身かと思えば、複雑な心境になることも。この歳でまだ仕事があることの幸運を神様に感謝すべしとも思うが、今の仕事は人生の終わりにさしかかった身に相応しいかと考えると迷いが出てくる。やがて手がけたいと願っていることはあるが、諸事情からまだ時期尚早。果たして実現できるか否かも分からない。
 あと少し頑張れば夏休みの時期となる。久しぶりに台湾に行けないかなと考え始めている。パソコンを開くと、台湾を含めた海外の旅、それもグルメ満載のYouTubeが次から次にアップされてくる。地上波のテレビが到底伝えることができない面白い話題をたっぷり味わうことができる。私が台湾で食べたいと思っているのは安くて美味い朝飯。台北の大学に一か月間、短期語学留学していた当時、毎朝足を運んだ庶民的な朝飯屋が懐かしい。喧噪の中で食べた豆乳、卵焼き、それと・・・、ウーン残念、七年近い空白を挟んでいるからか、すぐには思い出せない。それで拙ブログをスクロールしてみる。
 短期語学留学していたのは、2019年4月。その頃のブログで次のように書いている。――台北での滞在も残り少なくなった。最近の朝食は咸豆漿に、卵焼きの「定番」に肉野菜が入った包子も追加注文している。それでも日本円の勘定だとわずか285円。私はいつも7時過ぎには利用しているが、少し遅く行くと店の外にまで行列ができている。厨房では5,6人の人が忙しく立ち働いているが、お店のお兄ちゃんは私がいつも食べるものを覚えてくれ、最近は私の顔を見ると上記の品を出してくれるようになった。――そうか日本円だと285円。いくら何でも安すぎだろ!さすがに今ではこの金額では食べられないだろうなあ。
 ブログによると、台湾を最後に訪問したのは2019年7月。語学留学生の修了式の案内が届いたので、金もないのに無理して出かけた。今度の旅では大学を再訪し、お世話になった先生方にも挨拶したい。肝心の中国語が全然上達していないことは恥ずかしいが、これは仕方ない。努力していないわけではないが、外国語の学習は粘り強く継続するしかない。本当はまた語学留学して中国語を学ぶ手もあるのかなと考えているが、お金もかかるし、私の中国語の拙い力とうまく合致する短期のコースを見つけるのは至難の業だろう。
 とにかく、懐かしい台湾の情緒たっぷりの朝飯を食べ、中国語の会話を楽しみ、何か今後の学習の仕方の参考になるものとの出会いがあればと願っている。あとは私の得意技、行き当たりばったりの旅でのセレンディピティ(serendipity)に期待しよう。とりあえずはネットで往復のエアチケットの予約をしなければ・・・と思いつつあるが、思うだけで、なかなか実行に移せない。本当に行く気があるのやら!

「物言わぬ民」

 ズームを活用して毎月2回、日曜日夜に催している英語教室。最近読み始めたのはドイツ在住の作家、多和田葉子氏の作品『献灯使』(2014年)で、その英訳本 “The Emissary” を一緒に読んでいる。正直に書くと、英訳本には原作とは異なる部分があり、誤訳の可能性大と思えなくもない。私も過去に何冊か翻訳に取り組んだことがあり、翻訳の難しさは承知しているから、あまり声高に言いたくはないのだが・・・。
 とはいえ、翻訳者の苦労(工夫)の跡がうかがえる訳文もあり、受講生と一緒に楽しく読ませて頂いている。物語は近未来の超高齢化社会となっている日本で、義郞という名の曾祖父が無名という名のひ孫を慈しんで育てている。二人の他に家族はいるようなのだが、普段はこの二人だけの暮らしだ。義郞の年齢は軽く100歳を超えているが、家事一切を引き受けている。読んでいくと、この頃の日本は超高齢者が貴重な労働力となっていることが分かる。70,80台の人はそもそも高齢者ではなく、「若い老人」と呼ばれている。
 私は普段「120歳まで生きるだろう」と「豪語」している。根拠は何もない。ただ、漠然とそうなって欲しい、そうなるのではと思っているだけのことだ。ただ、ここ最近はちょっと自信がなくなりつつある。背中右の帯状疱疹が一向に完治する気配はないし、歩く速度もだいぶ遅くなったような気がする。体力は確実に落ちてきているのか。だから、この小説を読んで100歳をとうに過ぎた人々が元気に活動している描写に接すると悪い気はしない。
 もう一つ。この小説は超高齢者が元気な反面、子供たちが頼りない。無名もそうだ。軟体動物のように心許ない。無名は小学生だが、少し歩くと疲れが出て、義郞が自転車で送り迎えすることになる。無名はなぜか両親や祖父母とは離れて暮らしており、どうやら、曾祖父母世代がひ孫を育てているのが珍しくない時代のようだ。この時代は日本政府は鎖国政策をとっており、外国とは没交渉であり、英語を始め外国語(外来語)が排斥されている。
 話の本線とは関係ないところで私がちょっと考えさせられたのは無名が義郞に連れられて歯医者に行き、診察治療をしてもらい、歯医者に丁重にお礼を述べるシーン。原文だと「無名は『僕の歯に優しくしてありがとう』などとすました顔でお礼を言ったので義郞は胃がひっくりかえるほど驚いた」とある。
 私が興味を覚えたのは、無名の子供らしからぬ大人びた所作というか礼儀作法に義郞が驚いたことではなく、そもそもこういう描写が成り立つ背景だ。著者がこの描写をしたのは、おそらく日本では業務というかサービスを受けた際に顧客(消費者)が相手方にきちんと礼を述べることが段々と希薄になっていることが脳裏にあったのではないかと、私は思っている。だからこそ、古い人間の代表格のような義郞でもひ孫の礼儀正しさに虚を突かれた思いがしたのではないか。
 普段の生活で日本人は「無口」になってしまったと私は思っている。スーパーやコンビニなどで支払いを済ませ、商品を手にレジを去る際、果たしていかほどの人が店員さんに対し、「ありがとう」の一言を添えているだろうか。多くの人が無言で立ち去っているのではないだろうか。病院でもしかり、図書館でもしかり。日本人はいつから「物言わぬ民」になってしまったのだろうかと私は思うのだ。

"the best player that’s ever walked this earth"

 例によって、中国語の熟語表現。毎朝、NHKラジオの講座を聴いて起床しており、これが分からないともやもやした気分で一日をスタートすることになる。奥歯に物が挟まったような心持ちと言えばいいだろうか。つい最近は、カタカナ表記だと「メイカイ イエンシャオ」という音声が流れてきた。メイカイとはさて? 全然明解でも明快でもない。
 イエンシャオのシャオは確か、笑う(xiào)という語があったような気もするが、イエンはさて何だろう。中日辞典でイエンという語のピンイン表記を調べたが、色々ありすぎて閉口した。笑うに関係する語は顔か目だろう。目はyǎnと辞書にある。「目が笑う」なら合致する。メイカイは苦闘の末に眉开(méi kāi)という語にたどり着いた。「眉を開く」という意で「相好を崩す」に近い意か。
 「眉开眼笑」(méi kāi yǎn xiào)とはつまり「目を細めて笑う」「非常に嬉しそうな様子」を意味した四文字熟語だった。問題はこの熟語をいつまでも覚えていられるかどうかだ。
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 間もなくサッカーのワールドカップが開幕する。日本列島はまた熱狂の渦に巻き込まれるのだろう。今年は予選リーグを勝ち抜いてベスト8どころか、優勝をも期待するような雰囲気だ。日本の代表チームが内外でそれだけ有力視されている証左でもあろうが、予選段階で好成績をあげようものなら、ボルテージは一気に上がるのだろう。私は野球派だが、ワールドカップは別。テレビの前で熱心に観戦するのは必至だ。
 とその前に今回はまた大谷翔平君のことを書きたい。というのも大谷選手が出場した試合で二刀流のプレーで再び大活躍を見せた。米国の大リーグ関係者からも賛辞の嵐だった。投げては6回無失点、6奪三振で6勝目を挙げた。規定投球回数に1回だけ足りないものの、防御率はダントツの0.74。防御率2点台でも優秀な成績と評される中、開幕から10試合に先発し、0点台の防御率とは。トップバッターとしての打者成績は5打数3安打で打率は遂に3割に達した。
 試合終了後にのぞいた大リーグのホームページでは大谷選手のことを “7 reasons Ohtani might really be 'the best player that's ever walked this earth'” と見出しでうたい上げていた。チームメイトの正捕手であるウィル・スミス選手が “He’s the best player that’s ever walked this earth.” と評しており、そこから見出しを取ったようだ。「この地球の大地を歩いた史上最高のプレーヤー」とは何とも凄い表現だ。要するに大リーグの長い歴史を遡っても唯一無二の存在だと評しているのだ。これ以上の称賛があるだろうか。いや、あるか。“Ohtani might really be 'the best athlete that's ever walked this earth'” とすれば、あらゆるスポーツで彼ほどのアスリートは存在しなかったということになるだろう。人柄のほどは知る由もないが、それを含めてもそうかもしれない。
 この見出しが印象に残ったのは高校の授業の中で、on earth という強調表現を説明したばかりだったこともある。こちらは例えば “What on earth are you doing?”(君は一体全体、何をやっているんだ?)とあきれるような時によく使われる表現だ。this earth にはそういう意味合いはないかと思う。

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