柚のかくし味 by 柚


2004-02-07 明るい陽光の町「ラ・セレナ」

海沿いの町「ラ・セレナLa Serena」は、二人のスペイン人が上陸、植民地の一歩を踏み出した地として、知られる町。古くて落ち着いた町並みとは対照的に海岸は夏のリゾート地として、たくさんの観光客でにぎわっていた。サンチアゴからバスだと7時間かかるのだから、やはり遠い。宿泊は海辺のリゾートホテルにたまたま空き室があった。朝食つきで一人3000円。午後の7時はまだまだ明るく、暮れるまでには時間があるので、町まで出かける。人でいっぱい。この町は、インカ文明の影響を受けていて、ディアギータ族の人が作った民芸品も多い。顔立ちも民芸品もどこか私たち日本人に面影が似ている。

夕食はシーフードレストランへ

今回もせっかくだからと、シーフードの食べられるレストランへ行く。ランチとはまた違ったメニューを楽しんだ。・ ロコス・マヨ 貝のマヨネーズ和え・ エリソス 生ウニの料理2種類・ パイラ・マリーナ 海の幸のスープ・ コンソメ・デ・カマロン エビのコンソメスープ・ パステル・デ・ハイバス カニのグラタンといった具合。シーフードづくしだ。特に生ウニは楽しみにしていた料理だった。うーん、でも食べてみた感想は、日本のウニのほうがおいしい。あっさりした感じで日本のウニのようなとろける甘さはない。でもこんなにたくさんの生ウニなんて、簡単に食べられないからいい、としよう。今回みたいに5人ぐらいの旅だと、それぞれ別のメニューを頼んで試せるのがいいなあ。

これで朝食つき

ホテル代が安いので、朝食はきっとたいしたことないだろうなあと思っていたら、バイキングで熱々のパンにフルーツ、ハム、ヨーグルトなど、充実していた。ここで覚えたのが紅茶のおいしい飲み方。こちらは紅茶はお湯の入ったカップとティーカップが来るだけだが、ミルク入り紅茶を頼むと熱い牛乳の入ったカップとティーカップを持ってきてくれる。これだとたっぷり、熱々のミルクティが飲めるのだ。これで覚えて、その後は、いつもそれを頼むことにした。


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