新着情報

『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』の駒井稔さんのトークセッション「文学の新しい地図についてお話しましょう!」 が開催されます。

『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』 (駒井稔編著)刊行からちょうど一年。

新しく出版社「駒井組」 を立ち上げられた編著者の駒井稔さんによるトークセッションです。

 

【ブックオカ2022参加イベント】

「文学の新しい地図についてお話しましょう!」

駒井稔×藤枝大トークセッション

日時:2022年11月10日(木)19時スタート(18時30分開場)

会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック

(東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F・JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)

出演:駒井稔(駒井組代表、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』編著者)、藤枝大(書肆侃侃房)、前嶋知明(進行)

主催:駒井組

参加費(要予約):〔会場〕税込2,000円(1ドリンク付) 〔 オンライン配信〕税込1,500円

★ご予約は http://bookskubrick.jp/event/11-10

光文社古典新訳文庫 創刊編集長の駒井稔さんが新しく出版社「駒井組」 を立ち上げることになりました。創刊ラインアップは現代の「その他文学」の秀作を発掘出版とのこと。古典新訳からなぜ、現代の「その他文学」 を注目するに至ったのか―――駒井さん自身が大いにインスパイアされたという、書肆侃侃房で外国文学作品の編集を手がけてきた藤枝大さんをゲストに、現代世界文学の新しい動向について、どこが面白いか、何を読むべきか、21世紀の世界文学地図はどうなるのか、という視点で語り合います。

(ブックキューブリックHPより)

 

【出演者プロフィール】

駒井稔(こまい・みのる) 

1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。 著書に『いま、息をしている言葉で。──「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、編著に『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表。

 

藤枝大(ふじえ・だい)

編集者。東京の出版社を経て、現在は書肆侃侃房に在籍。海外文学、詩歌、文芸誌などの編集を手がける。担当した書籍にアン・カーソン『赤の自伝』(小磯洋光訳)、アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ『雨に打たれて』(酒寄進一訳)、ラシャムジャ『路上の陽光』(星泉訳)、ジョゼ・サラマーゴ『象の旅』(木下眞穂訳)、アルフィアン・サアット『マレー素描集』(藤井光訳)、モナ・アワド『ファットガールをめぐる13の物語』(加藤有佳織・日野原慶訳)など。2018年に海外文学と詩歌の書店「本のあるところ ajiro」を立ち上げ、翻訳者や海外の作家のトークイベントを多数行ってきた。