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引き算のおいしさ

年末の2人忘年会でも登場したでんこが書いた定食本。無意識にも、よく巷で立ち読みする食通本同様の先入観で読み始める。と、一軒目、二軒目と読み進める内に、これはそーゆー類に括ってはいけないと心が気づき始めます。

その中で、とても印象的だったのが、長住の定食屋さんの一言。

「今までは足し算ばかりしてた。でも、それはもったいない。引き算のおいしさ、その方がずっと難しい(一部省略)。」

素材本来が持つ美味しさ、それをわざわざ手を変え品を変え複雑に調理する必要はない。分かっている様で、このご時世、なかなか実践するのは難儀な事です。でも、今年のazeの抱負とはいかないまでも、この考え方は出来る限り持ち続けて行こうかな。シンプルな王道のレシピを美味しく作る。それには素材はもちろんですが、技術が伴わなければなりません。今年はそこを磨こう!そんな事を胸に抱いたのでした。

甘酒ケーキ。バターでは無く菜種油使用の為、ちょっとパサつきが気になる所を、麹の持つしっとりさに頑張ってもらった一品です。

こちらも甘酒のシフォン。発酵物の得意技、膨らみを活かした一品です。

甘酒には生姜でしょって事で、どちらにも我が畑の無農薬入れてます。

さー、明日は仕事始めで問屋さんが開いてる。仕入れに行かないと!!

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