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水餃子

  • 2026-08-06 (Thu) 22:46
  • 総合

20260806-1786023838.jpg 台北のホテルをチェックアウトして空港に向かう。あっという間の1週間だった。もっと準備をしていればと悔いること多々。まあ性格というか性分だから仕方ない。よそ様に迷惑をかけたわけではないから諦めよう。昨日は記憶の彼方にある大学を再訪しただけで終わった。成果もないから再訪とは名ばかりだ。
 昼飯は胃袋が疲れているので日本食を欲した。台北は至る所に日本食レストランの看板が見える。7,8年前と比べても格段に増えている気がする。こちらも名ばかりのレストランが少なくないのかもしれない。ホテルの裏手には鰻を食わせるレストランが繁盛している。久しぶりにのぞいた。うな重の小を注文。まだお昼だが、ビールに冷や奴も頼んだ。十分満足した。締めて500元(約2,500円)。お客で賑わっていた。地元客も多いのだろう。私は宮崎の郷里にお気に入りの鰻店があり、国内ではよそで鰻を食する気にはなかなかなれないが、海外では全く別の話。
 夜は昔、よく行っていた食堂をのぞいた。そこではいつも注文するものは決まっていた。牛肉麵と水餃子。水餃子が特に好きだった。台北、というか台湾の食堂がいいのは一人客が気兼ねなく食事できることだ。見ていると夕食の時間帯でも一人客が、それも女性の一人客が堂々と食事をしていることだ。日本だとなかなか見かけない光景かもしれない。私のような一人の旅行客にはとてもありがたい。何度か書いているが、私のような小柄で帽子をかぶり、口髭(鼻髭?)を生やしている男はすぐに日本人と分かるようで、親日的な台湾では好意的に遇してくれることが多い。
20260806-1786023972.jpg ホテル近くにあるこの食堂に夕刻足を運び、上記のように牛肉麵と水餃子を頼んだ。水餃子は久しく注文していないので、メニューを見てもどれがどれだかよく分からない。それで適当にメニューの漢字(繁体字)を指して注文。缶ビールも冷蔵庫から出して、楽しみに待っていると、水餃子は牛肉麵のように丼に浮かんで出てきた。オマガ! いや違う。私が頼んだのはこんなものではない。大きなお皿に整然と並べられた水餃子だ。とき既に遅し。今さら取り替えることはできないだろう。丼のスープの中から水餃子を拾い上げながら、ビールを飲み、牛肉麵と一緒に食べた。美味いことは美味かったが、釈然としない。非はすべて正しく注文しなかった私にある!
 さて、これで私の夏休みは終わった。あとは宮崎に戻り、幼馴染みたちと久しぶりに会食し、郷里の亡き両親、兄姉たちのお墓参りをするだけだ。それを済ませれば、8月末からの二学期の仕事がスタートする。正直に白状すると、気が重い。古希を過ぎた身ではもう自由気ままに暮らしたいという思いもある。年金だけで生活できないこともない。もっとも、私のような独り身の高齢者は社会との関わりが乏しくなれば、老け込む一途だろう。
 もう一つ記しておきたいことがある。台湾滞在中、できるだけ中国語を口にして会話しようと試みたが、ことごとく失敗した。相手の言っていることがまず理解できなかった。理解できることもないことはなかったが、私の口をついて出る言葉はイエスなら「ネ」。中国語ではない、韓国語だ。ぱっと頭に閃いた文章は圧倒的に韓国語だった。どうやら私は中国語には向いておらず、韓国語の方が可能性があるようだ。それを認識した次第だ。

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