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書いておかないわけには・・

  • 2025-10-19 (Sun) 17:58
  • 総合

20251019-1760864302.jpg 大リーグ、ナショナルリーグのチャンピオンを決める優勝決定シリーズ7連戦はドジャースが一気に4連勝して連覇を果たした。最優秀選手(MVP)には4戦目に先発し、7回途中まで無失点10奪三振を奪う好投、打っては先頭打者本塁打を含め3本のホームランを放つ離れ業を見せつけた大谷翔平君が選ばれた。規格外の翔平君の活躍を言葉で形容することは段々難しくなっている。最大の魅力はあの快音とともに外野スタンドの奥深く飛び込む「胸の空くようなホームラン」であることに変わりはないが。
 試合後にパソコンで YouTubeをのぞくと、大リーグ関係者の大谷称賛の声が目白押しだ。これまでは投げる方でも活躍した伝説的大打者のベーブ・ルースの再来かといった声が多かったが、もはや、過去の偉人と比較することすらあまり意味のない次元で前人未踏の偉業を我々に見せつつある印象だ。こちらまで誇らしい気持ちになる。ナリーグ優勝を決めた7戦目は長く語り継がれる伝説の一戦となるのかもしれない。ワールドシリーズで「上書き」されない限り。「上書き」して欲しいが・・・。
 大谷選手がプロ野球で活躍していた頃はパリーグの球団に属していたこともあって声援を送っていた記憶はない。むしろ無関心に近かったかもしれない。だが、大リーグに移ってからは熱烈なファンになった。ここ何年かはパソコンやスマホを使い、彼のプレー、一挙手一投足を熱心にフォローしている。時差の関係で大半の試合を生中継で追うことはできないが、仕事の合間にチェックしている。
 アメリカンリーグの覇者と「世界一」を争うワールドシリーズは日本時間では今週の土曜日朝に開幕する。幸い、土日の二日間は心置きなくテレビで観戦することができる。ワールドシリーズが7戦目までもつれると最終7戦目は日本時間11月2日(日)。いやはや大リーグはいつまでプレーオフの戦いを続けるのか! アメリカ国内だけの野球チームの争いをワールドシリーズと呼ぶことの「尊大さ」はここでは言うまい!
                  ◇
 先にAbemaTVで中国語のドラマを見たことを書いた。麻雀番組を探していてまた、同じドラマに遭遇した。私が見た初回らしき回の一つか二つ先のお話のようで何とか筋立てについていけた。ヒロインが凄い美人というわけではないが、個性的な顔立ちに惹かれる。目的は中国語の学習だから、耳をそばだてて登場人物の会話を聴いていた。
 ヒロインがアルバイト先かどこかの会社に雇われ、出勤初日に先輩社員たちに挨拶する場面。日本のドラマだったら彼女は「皆さん、○○と申します。宜しくお願いします」と頭を下げるシーンが頭に浮かぶ。彼女の口をついて出たのは確か「请多关照」(Qǐng duō guānzhào)というものだった。まさしく日本語にそっくり意味合いの挨拶だ。以前に聴いた中国語講座で中国語では「宜しくお願いします」という類の挨拶はしません。ニーハオで十分ですと教わった。もっとも近年では日本語の挨拶を翻訳したような「请多关照」という表現をする人も増えているというような説明を受けていた。私は「Qǐng duō guānzhào」(正確にカタカナ表記はできないが、敢えて表記すると、「チンドゥオグアンジャオ」)を聴き取ることができただけで嬉しかった。この程度のことで喜んでいても始まらないのだが・・・。

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