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February 2026
冷酷NHK!
- 2026-02-23 (Mon)
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しばらくこのブログから遠ざかっていた。なかなか執筆意欲がわかなかった。最大の要因は実姉の死去だ。7人兄(姉)妹の一番上であり、私と実家のある古里を結びつける最後の砦のような存在だった姉。その姉が高齢により亡くなった。老衰死と呼んで差し支えない自然死だと思う。享年87歳。お袋や長男、次男、次姉よりも長生きだったのが救いだ。私とはずいぶん年が離れていたが、口やかましく可愛がってもらった。まだ元気だった頃は数か月に一度は帰郷し、姉の家に足を運んでいた。
体調を壊して宮崎市内の施設に入居して以降はコロナ禍もあり、さすがに足繁く見舞うことはできなかったが、毎朝、神棚に手を合わせる時は幸姉の名前も唱えて回復と長寿を祈っていた。家族葬で営まれた告別式には新幹線と高速バスで急遽とんぼ返りして冥福を祈った。7人兄妹のうち、これで2人の姉、2人の兄がいなくなり、残ったのは兄が1人に妹が1人。寂しくなった。改めて合掌!
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細々と聴講を続けているNHKラジオの外国語講座。最近の講座では番組の終わりに「この講座は3月30日から毎朝午前1時から放送します」といった告知が流れている。私が定期的に聴いているのは英語と中国語、韓国語の講座。英語はともかく、中国語と韓国語の講座は基礎的なことがらを忘れないようにとそれなりに一生懸命耳を傾けている。残念ながら、もうとっくに自由自在に話せてもいいような基本的な表現もうろ覚えのため、四苦八苦している。とにかく聴き続けることに意味があると自分に言い聞かせている次第。
それで上記の通り、放送時間が抜本的に変更されるようだ。アナログ人間の私にはよく分からないが、現行のラジオ第1・第2・FMの3波を「AMと「FM」の2波体制へ再編するのだとか。これに従い、ラジオ第2は廃止され、語学番組や教育番組は主に新FMへ移行されるという。
私の平日朝の日課は 6時45分から「ラジオ英会話」を聴き、8時からは「まいにちハングル講座」続いて「まいにち中国語」をそれぞれ15分間聴いている。英語の番組は現行のままのようだが、中韓は深夜帯に持って行かれる。再放送もなくなる。このブログを書くに際し、ネットで確認すると、中韓講座はまだいい、学習者の少ない「アラビア語講座」や「ベトナム語ニュース」や「インドネシア語ニュース」などの番組は廃止されるとか。
ちょっと待ってくれよ、NHKさんよ。国際化、国際交流の深化に逆行する動きではないかいな。私はベトナム語やインドネシア語を学ぶことはこれからもないだろうが、現在、学んでいる、あるいはこれから学ぶかもしれない人々には冷酷な処遇だろう。こうした切り捨て措置はちょっと理解に苦しむ。
中韓の講座は朝8時台の放送がなくなるとはいえ、NHKのインターネットラジオアプリ「らじる★らじる」の聴き逃し配信(1週間)は継続されるようだ。通勤時間帯と重なると8時台の放送はしばしば聞き逃していて、「らじる★らじる」のお世話になっていた。だから、そう不便とは思わないが、これからさまざまな外国語を学ぼうとしている人たち、特に若い人たちには「薄情」な変更ではないかと思えてならない。
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『嵐が丘』再び映画化
- 2026-02-14 (Sat)
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英BBCのネット記事を読んでいて、英文学の名作『嵐が丘』(Wuthering Heights)の映画化が物議を醸していることを知った。『嵐が丘』は2012年の英文学紀行の取材の旅で初めて読んだのだが、その幻想的なムードに魅了され、大好きになった作品。私は作品の舞台となったイングランド北部のヨークシャー地方を歩き回った。
その『嵐が丘』が再び米国で映画化されたのだが、評価が真っ二つに割れているのだとか。正確には覚えていないが、ずいぶん昔の映画は観た記憶がある。小説同様、感銘を受けたと思う。よくは覚えていないが。今回の新作はオーストラリア出身の女優マーゴット・ロビーの製作・主演。
ネット情報によると、マーゴット・ロビーは恋人役のジェイコブ・エロルディを「彼が雨に打たれるだけで観客は息もつけない」と大絶賛しているとか。それでなくとも相手を焼き尽くすような炎の愛が描かれる印象があるが、いやはや何とも凄まじい愛情が描かれているのだろうと覚悟して劇場に足を運ぶべきか。福岡市内でも今月下旬から上映されるとかで、さてどうしたものか。
などと思い、本棚からただ一冊残っている拙著『イギリス文学紀行』を引っ張り出してパラパラとめくってみた。著者のエミリー・ブロンテ(1818-1848)の項を読み返してみる。書いた内容はだいたい覚えてはいるが、忘れてしまっていることも少なくないようだ。記憶違いに驚いたこともある。原題の”Wuthering Heights” を私は「ワザリングハイツ」と思っていた。それが現地音に近い発音だと。しかし拙著には「ウザリングハイツ」と明記している。以下のように詳述している。
ウザリングハイツ(Wuthering Heights): wuthering という表現はヨークシャー地方の方言で、天候が悪化して「風が吹きすさぶ」ような状態を意味する形容詞だという。heights は普通に「丘」や「高地」を表す言葉。原作のタイトルも我々日本人には「何と発音するのだろう」と「記憶」に残るが、これを『嵐が丘』と最初に翻訳した訳者の腕も素晴らしいと思う。なお、日本語表記で「ワザリングハイツ」と書く向きもあるようだが、現地では皆「ウザリングハイツ」と発音していた。
そうか。すっかり忘れていた。現地の人々が口にしていた正しい発音は「ウザリングハイツ」だったのだ。ワザリングハイツではない!
いずれにしろ、封切りになれば観に行こうかなと考え始めている。気にいるかどうかはともかく、ヨークシャー地方のロケがたっぷりと組み込まれているのだろう。私が丘陵を歩いた時はいつ頃だったか? 8月頃? ロンドン五輪たけなわの時分だった。爽やかな空気に誘われて闊歩したが、途中で喉が渇き、ペットボトルか何かを携帯すべきだったと少し悔いたことを覚えている。それでもうだるような暑さからは遠く、散策後にパブで飲んだビールの美味さを引き立ててくれた。映画を見て当時の思い出に浸るのも一興かもしれない。
日本と英国の国土を比較すると日本の方がずっと大きい。英国は歴史と伝統のイメージがあるが、単体の国としては小国。ただ、列車やバスで旅すると、英国は平野が広がっているのが良く分かる。残念ながら我が国土は山林が目立つ。この差は意外と大きい。
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インフル罹患!
- 2026-02-06 (Fri)
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季節の変わり目には私はよく風邪を引く。虚弱体質ではないと思うが、そう頑健でもないようだ。2月の声を聞いたと思っていたら、体調が崩れた。風邪の初期症状のようだ。平熱が35.7度の私は熱に弱い。体温が36度を超えると気だるくなる。念のため、病院に行き、診てもらった。コロナではないだろうとインフルだけの検査をしてもらった。陰性との判定。良かった、ほっとした、一応解熱剤のような薬を処方してもらい、帰宅。
一晩休んで翌日。何だか身体がだるい。熱も全然下がっていない感覚だ。どうもおかしい。同じ病院を訪ね、再び検査をしてもらう。今度はコロナの検査も。そして結果はインフルエンザB型に罹患していることが判明。ショック。すぐに職場に連絡を入れ、今週いっぱい授業には出席できなくなったことを伝えた。期末考査を控えており、生徒にいろいろ力説しておきたいことがあった。私には凄く痛い。しかし、熱にやられた身体には抵抗力もなく、食欲も気力も失せており、教壇に立つことは許されないだろう。何とか体力を回復し、週明けからの仕事復帰を目指したい。
このブログでも描きたいことがあった気がするのだが、脳内もやられてしまったのか、筆(指)が動かない。残念。こちらも完全に回復するまで小休止しよう。
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gaslighting (ガスライティング)
- 2026-02-01 (Sun)
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毎年このニュースを目(耳)にすると、このブログに想起したことを書いたことがあるのかしらと考える。スクロールしてみれば分かるのだが、そういう気にもなれない。数日前だか、夕刊を読んでいてこの記事に出くわした。内容は見出しで容易に類推ができる。米科学誌が最新の「終末時計」を公表、人類滅亡までの残り時間が「85秒」になったとか。もちろん、史上最短の残り時間だ。こういう記事を見て心が晴れるわけがない。
昨年より4秒針が進んだ背景には米露中の格保有国が権威主義的な振る舞いを続けており、覇権主義が猛威を振るっていることのほか、野放図の人工知能(AI)の脅威、気候変動対策の遅れなどが指摘されていた。終末時計の残り時間は1947年から毎年公表されているとのことで、今回、記事を読んで気づいたことがある。これまでも書かれていたのであろうが、きれいさっぱり忘れていた。時計がスタートした47年の残り時間は7分であり、これまで最も長かったのは冷戦が終結した直後の91年で残り時間は17分だったという。
昔のお年寄りは「長生きなどするもんじゃない」と言っていたが、ひょっとしたら本当にそうなのかもしれない・・・。
◇
米ニューヨーカー誌のコラムニストの最新のコラムを読んでいて次の語に手がとまった。gaslighting という語。以前に何回かネットで調べたことはぼんやりと記憶にある。ガス(霧)をかけて事実・真実をぼかす、覆い隠すような否定的な意味合いだったような。普通の英和辞書には載っていないかと思う。私の電子辞書にも載っていない。
今はやりのChatGPTにお伺いを立てると・・・Gaslighting is a form of psychological manipulation where someone tries to make you doubt your own memory, perception, or sanity—so they can gain control or avoid responsibility. と出ている。なるほど、心理的な操作のことらしい。第三者があなたの記憶や理解を疑問視して、さらには正気か否かさえも疑わせることにより、あなたを追い詰め、最後には支配下に置くようにする行為。これは精神的虐待であり、犯罪行為と何ら変わりないのではないか、
米ミネソタ州のミネアポリスで起きた連邦捜査官による騒乱鎮圧事件。トランプ政権の強圧的な取り締まりを上記のコラムニストはトランプ大統領や側近がいかに言いつくろうとも市民2人が捜査官の発砲により死亡した事実は否定できないと批判した。そのくだりは No amount of gaslighting by Trump and his advisers can prove otherwise. と表現されていた。
これもネット情報だが、このgaslighting という語の語源は1938年の戯曲『ガス燈(Gaslight)』に由来するのだとか。夫が部屋のガス灯を暗くし、それを指摘する妻に「気のせいだ」と言い張り、彼女を精神病だと思い込ませようとした描写から生まれた。夫は妻を意のままに操り、彼女が相続した財産を手中に収めようと目論んでいた。戯曲は英米で映画化され、gaslighting という語が流布するようになったとか。トランプ大統領は米国民を相手に日々、gaslighting を駆使しているように思えてならない。国際社会、すなわち我々もターゲットにされているのかもしれない。
(注:アナログ人間の私は掲載した写真の天地を修正することができない)
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