『永遠考』
乾遥香
四六判、上製、168ページ
定価:本体2,100円+税
ISBN978-4-86385-744-5 C0092
装幀 宮越里子
装画・挿絵 Andrea Diez Nin
栞:加藤千恵、染野太朗、瀬戸夏子
何にでも使ってみたい何度でも洗って使えるわたしを洗う
第3回笹井宏之賞大賞受賞!
この歌集は、本を読まない私にも、
〈わかる〉が散りばめられている
そして何より、〈私たちにしかわからない〉
があるのが嬉しかった
吉原怜那(ダウ90000/Conva)
2026年10月発売
【収録歌より】
さくらんぼ絵に描くときはふたつずつ それでふつう、になるまでの距離
本気のわたしの本気はあなたに見えなくてわたしの座っている夏の床
東京は役に立たない 夜行バスでわたしを助けに来る女の子
見てみせて 伸びっぱなしの前髪を左右に分けてよく見てみせて
青と赤で紫になるミラクルに見習う紫のロマンスを
同じベッドで寝るよりも難しいことをこれからしたい これからするよ
【栞】
いつかが現在になっていく 加藤千恵
わたしはわかる 染野太朗
あなたがつかない噓の話 瀬戸夏子
【目次】
Ⅰ
ドキン
永遠考
ありとあらゆる
Ⅱ
アンブロークン・ガール
犬について
サンストリート
毒のない花
夢のあとさき
人魚
Ⅲ
glass-like
真実の口
ROSY
Ⅳ
キャリア
ニューロマンチズム
ガールクラッシュ
恋愛運
ロール
ドラマ
encore
HAPPY
あとがき
【著者プロフィール】
乾遥香(いぬい・はるか)
1996年10月31日、東京都生まれ。第5回大学短歌バトル優勝(獏短歌会)。第2回笹井宏之賞染野太朗賞。第3回笹井宏之賞大賞。第3回BR賞。
「ぬばたま」「GEM」同人。
