書籍

『休日』仲田有里

『休日』
仲田有里

四六判、並製、108ページ
予価:本体1,800円+税

ISBN978-4-86385-743-8 C0092

装幀 服部一成

 

いくつもの獣道あり星が降る波間に人の横顔がある

笹井宏之や永井祐らを輩出した歌葉新人賞で穂村弘に激賞され、独自の短歌世界を切り拓いてきた歌人による最新歌集。大崎清夏さん(詩人)、伊舎堂仁さん(歌人)推薦!

 

陽のきらめきと葉のざわめき。猫のいる静かな生活。もてあました心を丁寧にひとつの季節に留め、また新しい季節へと渡る。特別なことはなにも起こらず、すべての出来事が眩しく光る。

━━━大崎清夏(詩人)

 

こういう人は絶対に絶対に絶対に、天国へ行けてほしい。

━━━伊舎堂仁(歌人)

 

2026年10月発売です。

 

【収録歌より】

さみしさを投げ捨てられる宇宙あり夜中に猫の水を飲む音

自転車もカラスも人もシルエットになりかけながら帰る時間だ

葉みたいな小さな鳥が飛んでくる秋の途中に休日はある

公園の猫とカラスは距離があり牛乳パックをリサイクルする

吐き出したい気持ち押えて道に寝る 教会でする結婚式とお葬式

 

【目次】

鳥1

鳥2

公園

ライト

四月

策を練る

居酒屋

(犬)と猫

音楽の代わり

ドクダミ

 

【著者プロフィール】

仲田有里(なかた・ゆり)

1981年生まれ。「pool」同人。2006年、第5回歌葉新人賞次席。歌集に『マヨネーズ』(思潮社オンデマンド)、詩集に『植物考』(思潮社)がある。