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時代華語

  • 2019-04-09 (Tue) 00:08
  • 総合

20190409-1554735868.jpg 台北の大学で私が受講する外国人向けの中国語講座が始まった。初日に買い求めた大学指定の教科書は「時代華語」というタイトル。華語というのは分かるが、時代は分からない。時代華語の真下に Modern Chinese という英語表記がある。なぜ「現代華語」ではないのだろうか。そのうちに担当の老師(先生)に尋ねたいと考えている。
20190409-1554735981.jpg 初日ゆえに最初の授業を前に簡単な筆記テストを受けさせられた。簡単な拼音(ピンイン)表記や質疑応答の文章を答える問題で比較的すらすらと解答することができた。私の答案をチェックした職員は中級の講座に参加する手もありますよと説明してくれたが、やはり不安もあるので初級の講座を選択した。
 初級の教室は初日とあって時間とともに受講生が増えていき、最終的には25人かそこらになったようだ。老師は明日からはクラスを2つに分割すると告げた。ベトナム、インドネシア、韓国の学生が多かった。日本人は私の他には1人だけいたような。圧倒的大多数は20代の若者たち。他のクラスを含めても私が群を抜いて最年長かもしれない。
 簡単な自己紹介を各自が済ませた後、老師は早速、中国語の発音の規則をさっとおさらいした。それから基本的な発音の練習。私は曲がりなりにもNHKのラジオ講座で3年近く独学してきていたからついていくことができたが、何の予備知識がなくてこの講座に飛び込んだら、とてもついていくことはできないだろうと感じた。ベトナムやインドネシアの若者たちは中国と近隣にあるからかかなりの予備知識があるように感じた。
20190409-1554736076.jpg 老師が教科書の末尾にあるバーコードのことを何度も口にした。バーコードを活用すれば教科書の語彙や文章が自由に聴取できると言っているようだ。アナログ人間の私は恥ずかしながら、これまでバーコードを一度も触ったことがない。バーコードと言われると、自分の頭髪のことを言われているようで切なくなってくる・・・。
 とまあ、そんなことはどうでもいいのだが、ホテルに戻って、フロントの女性にバーコードの利用の仕方を尋ねた。彼女はスマホのラインでできると言って、てきぱきと教えてくれた。あら、不思議。たちどころに教科書の音声がスマホで即座に聴けるようになった。知らなんだ、こんな便利なものがあるとは! こうしたことを知っただけでも、台北に来た甲斐があったというものだ。
 さて、中国語の講座は始まったばかり。大多数の学生は3か月の正規コースに登録して、腰を落ち着けて学ぶようだが、私は最短の3週間しか受講しない。私も本来なら正規コースに参加できたのだが、5月から英語教室を開講することになったため、もはやそれは不可能。3週間で精一杯、中国語の世界に浸り、力を少しでもつけるつもりだ。
20190409-1554736022.jpg 授業は午前中の3限。一応、スロージョギングができる準備はしてきているが、まだ走ってはいない。その代わり、公園や街中をできるだけ歩くようにしている。万歩計を信用するなら、こちらに来て以来、だいたい日々16,000歩以上は歩いている。夕刻お腹を空かせてこのところ夕食に食べているのは排骨酥と呼ばれている麺類と小籠包。排骨酥は青野菜にダイコンが入っており、健康にも良さそうだ。その店に何度も行くからか、スタッフの愛想も「非常好」(大変良い)。

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