- 2025-08-30 (Sat) 17:39
- 総合
暑い。まだ暑い。出勤時にいや、退勤時にさえ、日傘が欠かせない。喜んで差している。まさか、普段の生活で日傘を差すことになるとは思わなかった。白状すると、日傘は婦女子が使うものだと考えていた。頭髪の薄い、というか世間的には禿げ頭の部類に属すのであろう私は一年中、外出時にはハンチング帽をかぶっている。だからハンチング帽で十分、酷暑の太陽光もしのげると思っていたが、今夏の日差しは限界を超えているようだ。
私はこの酷暑と線状降水帯による度重なる豪雨は何らかの相関関係があるのではないかとど素人ながら考えている。元凶は地球温暖化ではないかとにらんでいる。日本の亜熱帯化だ。その余波で日本に、特に九州を遅う台風が激減しているのではないか。データの裏付けなどない。調べれば分かることかもしれないが、個人的備忘録に過ぎないブログだから多少の「緩さ」は許してもらおう。私は台風が発生して日本に向かう可能性が少しでも指摘されれば、必ず、ネットの台風関連サイトにとび、日本から逸れるように「念」を送っている。
ここ数年、「念」を送ることが激減している気がする。これも体感的な印象だ。この点では温暖化も悪くないという思いもするが、手放しで喜んでいていいわけがないことは相次ぐ線状降水帯発生による深刻な水害が戒めとなっている。
さらに恐ろしいのはいつ襲ってくるか分からない、いや、今後何年だったか、30年以内に確実に起きるであろうと警告されている南海トラフ地震を始めとした大地震や大津波の数々。私の周辺では被害はなかったが、あの東北大地震の揺れ、大津波の恐ろしさはテレビの映像などでしっかり脳裏に刻まれている。あのような、いや、あれを遙かに上回る大地震、大津波が西日本や九州に襲いかかってくるのであろうか。我々にはほぼ何もできないのであろう。日々神様にご加護を祈るしかない。
◇
中国政府は9月3日の「抗日戦争勝利80年」を記念して北京で行われる軍事パレードに北朝鮮の金正恩氏が出席すると表明した。ロシアのプーチン大統領も他の親中の国家元首や政府首脳とともに出席する。北京中心部の天安門で中国の習近平国家主席とプーチン氏、金正恩氏の三人が並ぶ光景を我々は始めて目撃することになる。
プーチン氏にとっては中国や北朝鮮との蜜月関係を改めて誇示することになり、それは金正恩氏にとっても中国との緊密な絆を改めて示す上で絶好の機会となる。習近平氏にとっては反中の姿勢を崩さないトランプ米政権に対する強烈な牽制のカードとなるのだろう。
それにしても、国際情勢はきな臭くなる一方のようだ。ウクライナの戦火は幸い、第三次世界大戦を引き起こすまでには至っていないが、これから先、どうなるのか予測もつかない。トランプ大統領はプーチン氏に終戦(和平)を迫っているが、プーチン氏が望む終戦条件はウクライナ政府が受け入れがたいものとなるのだろう。自らの統治下で台湾を併合したい習近平氏の野望が台湾有事をもたらさないか。核武装で慢心した金正恩氏が暴走する事態は絶対に起きえないのか・・・。
天変地異の心配も含め、世界は確実に破滅に向かって進んでいるのだろうか。人生の残り時間の少ない我々の世代はともかく、生を受けたばかりの世代にはかける言葉がない。
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