Home > Archives > December 2025

December 2025

早くも師走

 あれよあれよという間に師走となった。ほどなく新年2026年を迎えるとは。ときの流れが速過ぎる?、早過ぎる?、あれ、この場合どっちだったかと今また迷う。ネット検索すると、「AI による概要」として次のような説明がある。「時間の流れが早く感じるのは『ジャネーの法則』によるもので、年齢を重ねるごとに、経験する出来事の相対的な価値が低くなり、時間が早く過ぎると感じられるようになる。また、大人になるにつれて新しい体験が減り、日々の活動が単調になりがちであることも原因」と述べてある。『ジャネーの法則』は
知らないが、「早過ぎる」でいいのか。ともかく、新しいことに挑戦すれば、打開策はあるということか。なかなか新しいことは見つからないが・・・。
 私にとってはずっと自分に課していることを新たな高みに引き上げたい、それが挑戦になるかと思っているが、なかなか難儀だ。中国語と韓国語の学習。いっそのこと、中国(台湾)か韓国に短期でいいから、語学留学でもしたいが、諸事情からそれは甚だ困難。それで毎朝、NHKラジオの語学講座に耳を傾けるのが精一杯だ。だが、これとても右の耳から左の耳にすらすらと理解できるものでは、私の場合はない。頭の中に??がいつも浮かんでいる。つい最近も「ごめんなさい」と謝罪するときの表現、カタカナ表記だと「バオチエン」ということは覚えていたが、中国語では大切な声調はうろ覚え。チエンは下がり調子(四声)かなと思ったが、バオの声調は全く自信ない。耳でネイティブ話者の発声を聞いてもよく分からない。ネットで調べて、ああ、これも四声かと知った。中国語では「抱歉」(bàoqiàn)。普通の会話では「抱歉、抱歉」と2回繰り返すのが一般的らしい。
 これで謝罪の言葉は完璧に覚えたとはゆめゆめ思ってはいない。しばらく時間が経過すると、またうろ覚えに逆戻りしてしまう。難しい漢字はもちろん、声調もあやふやになってしまう。老化現象の一つだろうか。情けないけど仕方ない。不思議なのはいつまでもよく記憶している語もあれば、何度覚えたつもりでもすぐに忘れてしまう語もあることだ。外国語の語彙にも相性の良し悪しがあるのだろうか。
                  ◇
 大リーグやプロ野球がシーズンオフとなり、一喜一憂することが格段に減った。もっと嬉しいのは、毎朝、テレビやパソコンの前に釘付けとなることがなくなり、自由な時間が増えたことだ。そういえば、この時期をストーブリーグと呼んでいたなと思いだし、これは海の向こうでも通じるかなと、調べてみたら、ちょっと異なることを知った。
 英語では hot stove league と頭に hot を付けて使うのがスタンダードのようだ。オフシーズンの冬の期間、ファンの人たちがストーブの回りで暖をとりながら、各チームの来季の戦力、選手のトレードの動きなどを噂し合ったのが語源らしい。hot が付くか付かないかで意味が正しく伝わるか伝わらないかが決まるとはいかにも英語らしい。
 それにしても、噂されているプロ野球の有力選手たちが来シーズン、大リーグに移籍することになれば、ますます大リーグに関心は移る。ここ福岡は地元チーム、ソフトバンクホークスの熱狂的なファンが跋扈しているが、ジャイアンツの衰退とともにプロ野球への関心自体が薄れてしまった身としては野球は早朝に見るスポーツとなってしまった。

More...

Home > Archives > December 2025

Search
Feeds

Page Top