- 2025-05-15 (Thu) 18:42
- 総合
私は煩悩の塊・・・。多少自虐的にそう思うことがよくある。人様には語れない。いつになったら、煩悩の塊から脱却できるのだろうかとも思う。命が絶える時まで、つまり一生できないか。しかしながら、煩悩を抱えているからこそ人間ではないのか。煩悩をきれいさっぱり捨て去ったら、神か仏の領域に近づくのではとも思う。恐れ多いことだ。それなら、今の煩悩の塊のままでいいか・・・。
それはさておき、煩悩とは英語では何と表現するのだろうか。和英辞書には worldly desires と載っていた。worldly を英和辞書でひくと、現世の、世間の、世俗的な、世慣れたなどといった訳が出ている。worldly pleasureは浮世の楽しみだとか。なるほど、私は煩悩の塊ゆえ、worldly pleasure はもろもろある。決して自慢できないものも含まれるが、一介の素浪人となっても退屈することはないかと思う。
英語の話題でもう一つ。つい最近、軽いショックを受けたことがある。高校の授業で使っている問題集で、免許証を手にするためには実地試験と筆記試験に合格しなければならないという英文が紹介されていた。実地試験は a driving test で理解できる。問題は筆記試験。4択の一つに a writing test があり、私はこれでいいととっさに判断した。選択肢の一つに a written test があったが、私は writing test で満足していたこともあり、深くは考えなかった。「(紙などに)書かれた試験」と考えると、a written test が正答だという。a writing test だと「英作文の試験」や「論文の試験」といったニュアンスになるようだ。口頭試験(an oral exam)に対する筆記試験は a written exam が正しいとか。うーん、知らなんだ!
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最近考えるのは生成AIのこと。生成AIの普及が手放しで喜ばしいことかどうかは分からないが、無限の可能性を秘めていることは間違いないようだ。私自身、英語や中国語の独学でお世話になっているし、これからもますます頼ることになりそうだ。
生成AIを駆使した精巧な人間型ロボットが出現するようになれば、巷間言われているように、多くの仕事がそうしたロボットに奪われ、人間はいよいよ肩身の狭い世の中に暮らすことになるのか。いや、そもそも地球環境を破壊し、残忍極まりない戦争に明け暮れ、テロや犯罪に現を抜かす人間にこれからも地球に君臨し続ける資格があるのか。道義的にもロボットが人間に取って変わる時代が到来するのではないか・・・などと夢想する。
さらには生成AIが今後さらなる進化を遂げ、人類はやがて犬や猫といったペット、さらには大空を舞う鳥類とも会話できる時代が到来するかもしれない。彼らが何を訴えているのかが生成AIの最新の機器を通して理解できるようになる。そうなれば人類にとっては思わぬ副産物がもたらされることにもなるやもしれない。我々には遠く及ばない不思議な能力を秘めた犬や猫、さらには鳥類が近く地球を襲う天変地異を人類に警告してくれるかもしれない。大地震や大津波の襲来に怯える日本にとってはこの上ない朗報となるだろう。
外国語の学習(習得)の必要性にも?がともる可能性は否定できない。ただ、文学作品の味わいはやはり、その言語が読めてこその世界だろうから、バイリンガルやマルチリンガルの意義が損なわれることはないだろう。そう信じたい!
Comments:3
- もえ 2025-05-18 (Sun) 11:39
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なるほどねー
- nasu 2025-05-18 (Sun) 11:52
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もえさん 本当に分かったのかなあ? 那須
- もえ 2025-05-19 (Mon) 08:54
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失礼な!わかったわいw