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『惨憺たる光』刊行記念 ペク・スリンさん×柴崎友香さんトークイベントを開催します。

『惨憺たる光』(書肆侃侃房)刊行記念 

ペク・スリンさん×柴崎友香さんトークイベント

「文学は光になりうるか 日韓における文学と他者」 

日時:2019年10月5日(土)15:00〜17:00(14:30開場)

場所:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2丁目5−2 下北沢ビッグベンビル)

一寸先も見えない闇を、光を通して描き続ける作家ペク・スリンさんの『惨憺たる光』が、書肆侃侃房より刊行されました。

ペク・スリンさんは、最近発表された「読者が選ぶ韓国文学を牽引する若い作家」(yes24)でも第2位に選ばれている、最注目の作家です。

「大事なのは、他者の生に少しでも耳を傾ける余裕をもたらせ、忘れていた感受性を取り戻させることではないでしょうか」と語るペク・スリンさんと、『春の庭』で第151回芥川賞を受賞され、最新作『待ち遠しい』で立場や考えの違う人とどう共に生きていくかを問うた柴崎友香さんに対話をしていただきます。

著者の生の声を聞ける貴重な機会です。ぜひご来場ください。

【出演者プロフィール】

ペク・スリンさん(白秀麟)
1982年仁川生まれ。延世大学仏文科卒。西江大学大学院、リヨン第2大学で仏文科博士課程修了。短編小説「嘘の練習」(2011年京郷新聞新春文藝)でデビュー。2015年、2017年、2019 年文学村若き作家賞、2018 年文知文学賞、李海朝文学賞。短編集に『惨憺たる光』『ポール・イン・ポール』、中編小説に『親愛なる、親愛なる』がある。

柴崎友香さん

1973年大阪生まれ。2000年に『きょうのできごと』を刊行(2004年に映画化)。2007年『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年に『春の庭』で芥川賞を受賞。著書に『わたしがいなかった街で』『パノララ』『週末カミング』『よう知らんけど日記』など。 

http://bookandbeer.com/event/20191005_a/