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日本経済新聞(11/12)にアン・カーソン『赤の自伝』の書評が掲載されました。評者は城戸朱理さんです。

日本経済新聞(11/12)にアン・カーソン『赤の自伝』(小磯洋光訳)の書評が掲載されました。評者は城戸朱理さんです。

《驚異としかいいようがない書物がごく稀に存在する。『赤の自伝』は、まさにそうした書物だ。(……)パピルスの残欠のような場面が集積されてゆく。こうして怪物退治の英雄談は、怪物が怪物性を失い、英雄が英雄性を失った異質な物語に変容する。理性と陶酔が眩暈のように渦巻く物語に》

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65912210R11C22A1MY5000/