『ほんのひとさじ vol.15』
特集 ゆれる
B6、96ページ
無料
表紙装画 清水彩子
本を好きなみなさまに、ほんの少しずつ楽しんでいただける読み物を掲載した小冊子です。
第15号の今回、テーマは「ゆれる」。前号までに引き続き、書肆侃侃房の著者の皆さんに寄稿いただきました。どうぞ、ほんのひとさじずつ、ゆっくり味わってみてください。
書肆侃侃房の本を置いてくださっている書店さんに置かせていただく予定ですので、どうかお楽しみに。
松村由利子「歌のなかの本 第15回「心もゆれる身もゆれる」」
三須祐介「不在という痛み」
北夙川不可止「搖れに搖れる二〇二〇年」
福田尚代「つみき」
船田崇「音」
西田リーバウ望東子「和太鼓と油絵」
倉田タカシ「ぶらんこ」
青目海「ゆれる」
片島麦子「台風と灯台」
大前粟生「扉のたくさんある部屋」
高田ともみ「別居婚」
金川宏「水の揺り籠」
悦子オノリオ「トラムに揺られて」
我妻俊樹「ゆれないくすり」
吉貝甚蔵「二つのゆれる」
笹原玉子「ゆらぎ」
山本佳代子「ゆれる西郷さん」
秦ひろこ「萩になって……」
駒田晶子「ゆれるわたし」
小笠原鳥類「ゆれる魚歌」
吉貝悠「ゆられてゆらゆら」
柴田葵「掌編・何が揺れていたのか」
鈴木美紀子「留め金ひかる」
竹内亮「80歳のダンス」
北野勇作「たてゆれ」
大田陵史「ナナハチ」
朽木祐「鴉のその後」
田島巳起子「星の瞬き」
高橋徹郎「ゆらりゆらり」
橋本嘉代「良くも悪くも」
須田覚「お葬式」
惟任將彥「ゆれることば、ゆれるこころ」
齋藤優「姿見が、恋を」
西村曜「夏揺れる」
やまだトシヒデ「世紀の珍発明⁈ 壺型マグカップ」
白井健康「まくわうり」
佐川恭一「地球最後の日」
佐藤涼子「揺れてる2020」
田島安江「侘助」
■ことばと
佐々木敦「「文学」って何?」
■海外文学の棚から
内山深(中国・アジアの本 内山書店)徐嘉澤『次の夜明けに』(三須祐介訳)書評
「文学で知る台湾の多様性」
■歌集の棚から
斉藤兼子(BOOKSなかだ掛尾本店)
野崎泰弘(りんご堂)
益子陽介(TSUTAYA LALAガーデンつくば)
大友俊(乃帆書房)