『ほんのひとさじ vol.14』
特集 みちる
B6、72ページ
無料
表紙装画 清水彩子
本を好きなみなさまに、ほんの少しずつ楽しんでいただける読み物を掲載した小冊子です。
第14号の今回、テーマは「みちる」。前号までに引き続き、書肆侃侃房の著者の皆さんに寄稿いただきました。どうぞ、ほんのひとさじずつ、ゆっくり味わってみてください。
書肆侃侃房の本を置いてくださっている書店さんに置かせていただく予定ですので、どうかお楽しみに。
松村由利子「歌のなかの本 第14回「たっぷり満たされて」」
船田崇「香気」
吉川宏志「海の岩」
倉田タカシ「切子硝子の小さな瓶」
北野勇作「満ちる」
相川英輔「五月の理容店」
柴田葵「ボトルシップ」
大前粟生「中身のない人間」
東直子「手のひらの未来」
齋藤優「田舎だから火曜日しかない」
吉良佳奈江「みちみちる月のように」
沙智「満月の朝」
白川豊「私の半生は「充ちた」か」
戸谷美津子「登攀」
我妻俊樹「そら豆」
高田ともみ「遠い親戚」
鈴木美紀子「胸まで満ちて」
佐藤涼子「ライブハウスに行こう」
吉貝甚蔵「豊穣と欠落」
惟任將彥「希望に満ちた写真」
白井健康「し がみつる」
吉貝悠「嚴島神社で思うあれこれ」
西田リーバウ望東子「或る異国の歌人の話」
駒田晶子「みちるみちるなにがみちる」
青目海「みちる」
田島巳起子「ドライフルーツ」
田島安江「人生を決めたあのとき」
■ことばと
佐々木敦「新しい文芸誌、新しいことば」
■海外文学の棚から
村上陽子(SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERS)クォン・ヨソン『春の宵』(橋本智保訳)書評
「小さな傷をきっかけに、人生は転がる。そしてそれは、誰のせいでもない」
■歌集の棚から
黒田義隆(ON READING)
菅原匠子(曲線)
村上元康(くまざわ書店桜ヶ丘店)
笈入建志(往来堂書店)