『ほんのひとさじ vol.17』
特集 ふれる
B6、96ページ
無料
表紙装画 清水彩子
本を好きなみなさまに、ほんの少しずつ楽しんでいただける読み物を掲載した小冊子です。
第17号の今回、テーマは「あける」。前号までに引き続き、書肆侃侃房の著者の皆さんに寄稿いただきました。どうぞ、ほんのひとさじずつ、ゆっくり味わってみてください。
書肆侃侃房の本を置いてくださっている書店さんに置かせていただく予定ですので、どうかお楽しみに。
松村由利子「歌のなかの本 第17回「心の窓をあける」」
林家彦三「南京錠」
福田尚代「来歴」
倉田タカシ「ハウス」
久石ソナ「入居儀式」
杉江松恋「私は玄関に立ってそれを開け続ける」
中野善夫「夏の夜の扉」
小野田光「隠密行動のすすめ」
片島麦子「空気缶」
北野勇作「小説・亀を開けないで」
鈴木美紀子「不埒なプレゼント」
待田晋哉「あける」
橋爪志保「Art class」
川合大祐「荒野のオープンマイハート」
乘金顕斗「ニコラスのレッドカード」
青目海「あける」
ユキノ進「ジャムの蓋」
奥村知世「オンライン授業参観」
小池正博「扉をあける」
船田崇「箱の話」
いとうひでみ「よあけ」
西田リーバウ望東子「ピアノの別れ」
手塚美楽「町が混ざるのを見ていない」
盛田志保子「あけること」
深沢レナ「ひび」
織江耕太郞「夢明け易き」
吉貝甚蔵「朝の挨拶」
我妻俊樹「一軒家」
高橋徹郎「ドアをあける」
北夙川不可止「パンデミック」
佐藤涼子「拓くという推し方」
山縣太一「おぼえてウォーならべて作法」
齋藤優「魚の歌」
須田覚「あけたのは」
小笠原鳥類「CDの恐怖」
吉貝悠「蓋を開ける道具」
金名サメリ「あけましておめでとうございます」
白井健康「異葉 ひらかれないひらき、あるいはひらくというへいそく」
田島安江「漂うかなしみ」
■ことばと
佐々木敦「『半睡』のこと、「文学」のこと」
■歌集の棚から
猪股康太(紀伊國屋書店国分寺店)
細川翼(丸善丸広百貨店飯能店)
中村裕子(子どもの本& クーベルチップ)
天野陽史(古本いるふ)