ほんのひとさじ

『ほんのひとさじvol.16』

『ほんのひとさじ vol.16』
特集 ふれる

B6、96ページ
無料

表紙装画 清水彩子

 

本を好きなみなさまに、ほんの少しずつ楽しんでいただける読み物を掲載した小冊子です。
第15号の今回、テーマは「ふれる」。前号までに引き続き、書肆侃侃房の著者の皆さんに寄稿いただきました。どうぞ、ほんのひとさじずつ、ゆっくり味わってみてください。

書肆侃侃房の本を置いてくださっている書店さんに置かせていただく予定ですので、どうかお楽しみに。


松村由利子「歌のなかの本 第16回「そっとふれるとき」」
いとうひでみ「ゆうれいの恋」
須田覚「初恋の墓」
福田尚代「無人島」
倉田タカシ「き」
北夙川不可止「パンデミック後の社会」
北野勇作「ふれあう」
鈴木美紀子「盗むように奪うように」
青目海「ふれる」
カン・バンファ「Go to the Mon」
不動まゆう「光の手触り」
小池正博「さわらないでください」
吉良佳奈江「フィンガー」
高田ともみ「入国できません」
黒沢永紀「ドクダミ」
竹中優子「触りたい」
金名サメリ「ふれたらそこから」
久石ソナ「約束の先」
片島麦子「真空」
白井健康「異葉を撫でながら啄みながら」
綾門優季「上空から墜落する夢を何度も」
小笠原鳥類「ピラニアに触れることはできないのだ」
笹川諒「二冊の歌集にふれて」
正岡豊「ひとの「塚本邦雄観」に触れること」
永井太郎「触れ方の問題」
齋藤優「午睡」
相川英輔「理由」
織江耕太郞「音にふれる」
我妻俊樹「ふれあいドール」
小野田光「アイドルはトイレに行かない理論」
高橋徹郎「ふれる」
上村渉「空にふれる」
鈴木晴香「副作用みたいな夜を終わらせる」
西田リーバウ望東子「座ってください」
寺井奈緒美「お触りさん」
秦ひろこ「フクロウの子」
佐藤涼子「ふれられないものにふれる」
中村大地「伸縮」
田島安江「霧の向こうに」

■ことばと
 佐々木敦「音楽雑誌の試み」

■歌集の棚から
 モリテツヤ(汽水空港)
 松本大(喜久屋書店松戸店)
 熊谷由佳(丸善ヒルズウォーク徳重店)
 諏訪田寛人(古本屋ブックスパーチ)