書籍

『レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く』 尾崎まゆみ

レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く
尾崎まゆみ

四六判、並製、192ページ
定価:本体1,800円+税
ISBN978-4-86385-374-4 C0095

装画 杉本さなえ

ゆきたくて誰もゆけない夏の野のソーダ・ファウンテンにあるレダの靴

塚本邦雄の短歌をやわらかく、わかりやすい言葉で紐解く、塚本の薫陶を受けた著者ならではの一冊。塚本ファンはもちろん、塚本初心者の読者にこそ届けたい。塚本邦雄の短歌の魅力「美しい空白」を味わうために……。


八〇年代後半、若くして塚本邦雄に出逢ってしまった著者は、塚本ワールドの虜になり、塚本が語る短歌と言葉の世界に引き込まれていく。塚本亡き後、訪れた日本現代詩歌文学館で、偶然、塚本の遺品に遭遇した著者に、あの醸成された至福の時間が還ってくる。そしてふたたび、塚本の短歌とともにあるき始める。
二〇二〇年、塚本邦雄は生誕百年を迎える。


2019年9月初旬全国書店にて発売。


【著者略歴】
尾崎まゆみ(おざき・まゆみ)
一九五五年愛媛県今治市生まれ。
一九七七年早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。
一九八七年塚本邦雄と出会い師事、「玲瓏」入会。
一九九一年「微熱海域」三十首により第三十四回短歌研究新人賞受賞。
現在「玲瓏」撰者、編集委員。「神戸新聞文芸短歌」選者、伊丹歌壇選者。
神戸新聞文化センター、読売文化センター、NHK神戸文化センター、コープ神戸などの講師。
日本文芸家協会、現代歌人協会会員。

歌集
『微熱海域』(一九九三年書肆季節社)
『酸つぱい月』(一九九八年砂子屋書房)
『真珠鎖骨』(二〇〇三年短歌研究社)
『時の孔雀』(二〇〇八年角川書店)
『明媚な闇』(二〇〇九年短歌研究社)日本歌人クラブ近畿ブロック優良歌集賞
『奇麗な指』(二〇一三年砂子屋書房)

セレクション歌人一二『尾崎まゆみ集』(二〇〇四年邑書林)
共著『山中智恵子論集』(二〇一三年現代短歌を読む会編)
共著『葛原妙子論集』(二〇一五年現代短歌を読む会編)
『尾崎まゆみ歌集』現代短歌文庫一三二砂子屋書房 二〇一七年
『文庫版塚本邦雄全歌集第二巻』に エッセイ執筆