書籍

『詩集 群青くんと自転車に乗った白い花』鈴木ユリイカ

Suzuki Yuriika Selection 3

『群青くんと自転車に乗った白い花』鈴木ユリイカ

四六判/並製/144頁

定価:本体2,000円+税

ISBN978-4-86385-413-0 C0092

 

1984年に現代詩ラ・メール新人賞で鮮烈デビューした鈴木ユリイカ。『MOBILE・愛』(第36回H氏賞)、『海のヴァイオリンがきこえる』(第3回詩歌文学館賞)、『ビルディングを運ぶ女たち』という3冊の詩集を上梓したあと、長く詩集の出版が待たれましたが、今回実に29年ぶりの新詩集が発刊されます。
長年にわたって戦争や平和、家族、社会、芸術についてなど、壮大なテーマに真摯に向き合ってきた鈴木ユリイカのその後をたどる3冊を、「Suzuki Yuriika Selection」として1か月に1冊刊行いたします。

 

【著者プロフィール】
鈴木ユリイカ(すずき・ゆりいか)
1941年岐阜県生まれ、東京在住。3歳から6歳までを台湾で、その後18歳までを青森県で暮らす。明治大学仏文科卒。1983年に創刊された「現代詩ラ・メール」に投稿、翌年第1回ラ・メール新人賞受賞。詩集に『MOBILE・愛』(1986年・第36回H氏賞)、『海のヴァイオリンがきこえる』(1988年・第3回詩歌文学館賞)、『ビルディングを運ぶ女たち』(1991年)、『現代詩文庫 鈴木ユリイカ詩集』(2015年)がある(いずれも思潮社刊)。絵本に『おしょうがつさん』(世界文化社)、『たんぽぽのたねとんだ』(福音館書店)など。
責任編集を務める詩誌「something」(2005年創刊・年2回 書肆侃侃房刊)は2020年7月で31号となった。