書籍

『九州喫茶案内』小坂章子

「九州喫茶案内」
小坂章子

B6、並製、224ページオールカラー
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-436-9 C0095

装幀 牧野伊三夫、橋本真奈実(マナミデザイン)
装画 牧野伊三夫

人生の曲がり角に、いつもの日常に、喫茶店。
昭和の純喫茶が次々と街から姿を消していった平成に刊行された『福岡喫茶散歩』(2007年)と、姉妹編『九州喫茶散歩』(2009年)。喫茶ファンや喫茶店主から、「こんな本を待っていた」と歓迎されたシリーズです。あれから11年。九州内の選りすぐった喫茶店をめぐる『九州喫茶案内』がついに完成。先が見えない今だからこそ、自分をとりもどすために喫茶店に行こう。一杯のお茶を前に語らえば、元気がわく。そんなメッセージが込められた一冊です。装画は、著者と遊び友達でもある北九州市小倉出身の画家、牧野伊三夫氏。表紙は鉛筆、本扉は墨、書き文字は熊本の筆を用いたインクを使用。パステルのカバーには、著者とも縁の深い福岡の「珈琲美美」の日常が描かれています。九州沖縄一円の喫茶店60カ所をめぐる旅へ、ご案内します。

2020年12月下旬全国書店にて発売。

【著者プロフィール】
小坂章子(こさか・あきこ)
1974年長崎県生まれ。福岡県在住のフリーライター。18歳まで壱岐島で過ごす。山口女子大学文学部卒業後、営業職などを経て、26歳で独立。書くことが好きだった子供時代の記憶をたぐり寄せ、「文楽堂」という屋号でライターの道を志す。2007年より、昭和生まれの純喫茶空間への興味から、珈琲と喫茶まわりの取材執筆を深めていく。著書に『徒然印度』『福岡喫茶散歩』『九州喫茶散歩』(ともに書肆侃侃房)、企画構成『珈琲屋』(新潮社)、編集執筆『五体の機械』、共著『大分県のしいたけ料理の本』(西日本新聞社)などがある。好みの一杯は、ネルドリップの深煎り。

公式サイト「ネットマガジン存在感


【目次】
福岡
自家焙煎珈琲 蘭館  
珈琲通 亜米利加  
珈琲のばんぢろ  
珈琲美美  
豆香洞コーヒー  
自家焙煎珈琲 萌香  
あいろく  
焙煎工房 森山珈琲  
Zelkova Cof fee
蛭子町珈琲店
マスカル珈琲 
COFFEEMAN Roasting & Planning Café
ぶんカフェ
珈琲花坂
COFFEE COUNTY KURUME
Tomomo Cof fee
空豆
カフェ・グラントリノ

佐賀
自家焙煎 珈茗爾  
覇薇可否道  
コーヒーハウス亜土里絵  
浪漫座

長崎
珈琲 冨士男  
珈琲専科 囁き坂  
喫茶ケルン  
珈琲専門店くにまつ  
珈琲人町  
葡萄畑  

熊本
珈琲店ミック  
島田美術館 cafe 木のけむり  
岡田珈琲 上通店  
エザキ珈琲  
啄木鳥  
長﨑次郎喫茶室  
琥珀色の珈琲アロー  

大分
純喫茶ポニー  
珈琲 新マシュマロ。  
茶房 天井棧敷
珈琲専科 グリーンスポット  
珈琲 木馬  
自家焙煎珈琲とサンドイッチの店 青山コーヒー舎  
珈琲店 みまつ  
海辺と珈琲 ことり  
珈琲工房原田  
豆岳珈琲  

宮崎
自家焙煎珈琲 エルザ  
珈琲専門店 詩季  
珈琲専門店 ウルワシ 一ツ葉店  
マイルストーン 

鹿児島
JAZZ & 自家焙煎珈琲 パラゴン  
ライムライト  
自家焙煎 マリアッチ  
可否館  
珈琲堂 ジャマイカ  
珈琲倶楽部 船倉  
珈琲・紅茶館 南蛮  
珈琲豆屋 香煎  
FOREST & COFFEE

沖縄
珈琲専門店 原点  
MAHOU COFFEE  

対談
後藤さん(豆香洞コーヒー)と田原さん(自家焙煎珈琲 蘭館)

おわりに 
喫茶の所在

掲載情報

西日本新聞(2020年12月20日) 牧野伊三夫さん(装丁・帯)

《小坂さんと遊んだときのいろいろな記憶がチラチラと蘇ってきた。そのうちに僕はふと、会ったとき、何か言いたげだが、いつも言葉少なにはにかむ彼女の表情を思い浮かべていた》