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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

昨年、今年とマッタク手をつけなかったたものだから、今年はさすがに身が小さくて固い。やはり、適当にでも剪定はしないとね。それでもはっさくを子分にして一気に収穫した。全部で二キロほど。

kinkan

その後、なぜかワタクシつっこけて床にばらまく。

kinkan

洗双糖で煮込んたけれど、やっぱりあんまり食べられなかった〜。身が固い。とりあえず、エキスだけいただく。ノドにいいのだ。

春になって、少しずつにぎやかになってきている畑です。最近はこの人ががっつりお手伝いをしてくれるようになりました。

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ブロッコリーを一つひとつはさみでチョンチョン収穫します。私がするとガシガシ適当に切っちゃうところをまあ、丁寧に丁寧に。これは蒸し器でさっと蒸してあつあつのところを競い合ってほおばります。

pankashi

福岡市とその近郊の、パンとお菓子の小さなお店をやっておられる人たちにお話を聞き、おいしいパンやお菓子、すばらしいもの、風景の写真を撮って本にしました!その名も、

『福岡のパンとお菓子の小さなお店』!

そのまま〜。

昨年秋に発刊した『福岡のまいにちごはん』に引き続き1年をかけて取材、撮影、執筆、デザインをひとりでカサコソと行いました。

おいしいパン屋めぐりはもともと趣味でしたが、それに加えて新しいお店や行ったことないお店、今回のリサーチエリア外のお店まで含めて200軒まわりました。ご飯屋さんを取材していたときは、下見と取材撮影で、2回お店に行っていたのですが、パン屋さんやお菓子屋さんの場合は、棚にずらりと商品が並んでいる時間(撮影に適した時間)と、店主の方に余裕のある時間(取材に適した時間)が異なるため、一つの店につき最低3回まわりました。加えて、制作しながら、もう少し撮りたいなとか、もう少しお話を聞きたいなとなると、4回5回とおじゃますることになりました。それでも一日に3〜10軒は廻れるので、まるで趣味の延長だなと、楽しく取材することができました。

そのつどおいしいものを買って帰り、冷凍庫はいつも夢の宝石箱や〜でしたが、今は夢のあと。ちょっとさびしくなりました。

それと引き換えに、というわけではないけど、パンとお菓子に明け暮れた一年が暮れる頃、本が出来上がり、今手元にあるというわけです。

書店には来週明けから順次並ぶということです。
掲載店の皆様にも見本が送られます。

福岡市内と近郊の書店、Amazonなどで購入できます。
詳細はここでどうぞ!

今回も書肆侃侃房のみなさまにガッツリとお世話になりました。拙著に限らず、すばらしい本を一つひとつ手作りするように丁寧に編んでおられます。ぜひお試しください。

で、そのちょっと前の話になるけど歓迎遠足の朝は弁当を作るので、朝食はドーナツです。

どゆこと?

説明しよう。

弁当のときは珍しく唐揚げとかするおいら。そのために新しい油をおろすので、そういうことならドーナツだ!いそいそ。

しかし、今日のは失敗だ〜。粉の配合がうまくいかず、油を吸いすぎた。

donuts

でもこの人はハイテンションで食べてくれた。

ハッハッハ。とうとう出たか。
いたずらを叱ったところ、「おかあさん、すかん」ときたもんだ。
すかさず、「はっさくがおかあさん好かんでも、おかあさんは、はっさくがどあああああい好きよ」と言ってやったぜ。40年も生きてるんだから、そのくらい余裕なんだぜ。

でもちょびっと、ぐっすん。

taisofuku

写真は、歓迎遠足の朝、年少さんに上がったので初めての体操服だ。

昨日、オットエンジェルとはっさくが動物園に出かけた後、おいら愛用のボールペンがないことに気がついて、そうだはっさくがさっき遊んでいたなといろいろあやしいところを探したけどないので、オットエンジェルに電話。

おいら 「はっさくにかわって」

オットエンジェル 「うん」

はっさく 「なに〜?」

おいら 「おかあさんのペンどっかやったろ」

はっさく 「うんとね、てーぶるのうえ」

おいら 「どこのテーブルね」

はっさく 「ごはんたべるてーぶる。はみがきのはこのなかにいれた」

ふむ。

出かける前に遊んでいた歯磨き粉の空き箱に他のペンと一緒に入っていました。

電話で普通に話ができるようになっていることに驚いた火曜のお昼前のできごとでした!

TEL

年少に上がったはっさくくん。今朝から風邪でダウンしております。今、お布団の中でぐっすり。

実は「風邪で寝る」っていうのが初めて。今までは風邪でも熱でも普通にぴんぴんしてたからね。風邪で保育園お休みしても全然寝てくれないから仕事もできず、往生したもんだ。今日はこんな感じでパソに向かえるってのが驚き。赤ちゃん時代は終わったってことかなあ。

それにしても、この1ヶ月、新しい環境で張り切って過ごしていたので、疲れが出たかな。

こっちの心配をよそに、どうなることかとやきもきしていたのですが、はっさくはしっかりと新しいクラスで新しいお友達を作ったり、年長さんにちょっかいを出したり、先生にいたずらをしたりしているみたい。環境にソッコーで慣れる力は母親譲りか。

はっさくを2年間見てくれた先生は、はっさくたちを年少に送り出して4日後に、退職していかれました。大人たちはそっちの方がショックで、大慌てでお別れ会の準備をしたものでした。はっさくはと言うと、担任が変わるということはわかっても、先生がもう保育園にはいないという事実にはまだピンと来てないらしく、先生はまだ赤ちゃんクラスにいると思っているみたい。ま、いいか。年少さんに慣れた頃に、先生を訪ねて遊びに行こうぜと、大人たちの間で旅行の話で盛り上がっています。

kaze

写真は、こないだ昼寝していたときのもの。今は五分刈りみたいになっとります。

ここ数週間、ワタクシメのムネがきゅうんきゅうんと鳴りっぱなしで、セツナイを通り越して正直キビシーです。

今日、はっさくが保育園の年少に進級しました。

年少になるにあたって、先生は子どもたちの混乱を避けるため、何ヶ月も前から心の準備をしてくださっていました。おかげで、子どもたちは「年少さんになる」ということを「すばらしいこと」、「おにいちゃんになる」ととらえることができていました。「年少さん」に憧れて、早くなりたい、春はまだかと、秋口から心待ちにしてきました。

でも、桜も咲いていよいよというここ数日で、はたと気がついてしまったのです。年少さんになるということは、大好きな先生とさよならするということを。

金曜の時点では、「先生にありがとうって言いなさい」と言っても、ふざけて変な顔でおどけるばかりでした。土曜と日曜、彼はいつもとちがっていました。物思いにふけって、じっとしている瞬間をいくつも見ました。日曜の夜、食事中に突然、「はっさく、あしたね、ヨーコせんせいにバイバイするっちゃん」と言いました。何か、何かがはっさくの中で決まったんだと思いました。

今日、朝の登園は旧クラスでとなっていたので、先生にもう一度会える。はっさくは朝、クラスの入口で、きちんと先生に手をふりました。笑って「さよなら」と言いました。先生は「まだバイバイせんでいいとよー。あとでみんなで上クラスに行こうね」。そう言って、先生ははっさくを抱っこしてくれました。

たまらん。

39にもなって人前で泣けるか。これからこんなことがいくつあると思ってるんだ。そのたびにわしの小さなムネは張り裂けそうになるというのか。

昨日の夜寝る前に盗み見た、暗闇をじっと見つめるはっさくの横顔。これから彼は、彼だけの人生を一人で戦っていくのだ。わしが傍らでいくらムネを痛めても、それははっきり言って彼の知ったことじゃないのだ。それが多分、母親ってもんなのだ。

ああ、キビシー。
やっぱりわしは、わしの戦いに挑もう。そうじゃないとやってらんない。なんか、さみしくて、やってらんない。

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hinan

東日本大震災から二年、今年もこの時期、福岡県西方沖地震のときに本格的に揃えた災害避難用リュックの見直しをしました。

そうだ、はっさくといっしょにわーわー言ってやるの初めてだ。去年はなんかようわからんかったろう。

食品類の賞味期限を調べたり、新しく仕入れたグッズ(非常用トイレとか)を詰め込む場所を探したり、はっさく用の生活用品を年齢に合わせたものにしたり、現時点で問題点を話し合ったり。

こないだ本で読んだけど、季節が良くなってきたこの頃に、家族でリュックを背負って近くの避難所に指定されているところを歩いて巡ったり、公園でリュックの中身を広げて試してみるというのがいいみたい。「美味しいな、この非常食」とか、「使えねえな、これ」とか。

そもそもこの重いリュックを背負って歩けるのか、とゆーことから試さねば。おいらだけではっさくを抱っこして、という設定があり得る訳だから。

なかなか更新ができない。
どうしたものか。

とりあえず、梅が咲く前に行った太宰府の話。

ume

いつも車ではつまらんので、いろいろ接続を調べてからバスと電車の旅。

ume

太宰府ではいつも「やす武」で蕎麦だなあ。あ、梅ヶ枝餅はこのあと、お石茶屋でいただくのがウチの定番です。はっさくは、オットエンジェルのエビ天二尾と自分の天丼のエビ二尾、もちろん天丼自体も全て平らげた。家族で一番食ってるんじゃないか、三歳児。

梅も咲いてないことだし、今回は久しぶりに「だざいふえん」に行ってみた。しかし、はっさくはなかなか乗り物に乗らない。車なんとかみたいなのも、お金を入れようとすると怒る。「ぶーん」「ひだりにまがります」とか言って自分ペースでやりたいのに、お金を入れると勝手にできないから、というのが理由らしい。自由人か。

しかたないので、お金を入れない感じで遊園地を楽しむ、と、

ume

こういう感じになる。
まあ、テンションは高いようだ。

ume

最後は太宰府の新名所、「なんかすごいスタバ」でお茶。

これからまた、電車、バス、バスと、乗り換え乗り換えて油山へ帰ります。