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再び "out of this world"!

  • 2025-07-22 (Tue) 14:32
  • 総合

 参院選で自公政権が目標としていた議席に達せず、石破首相が退陣の危機にあえいでいるようだ。参政党というこれまで耳にしたことのない政党が躍進するなど、国政に激震が走っている。かといって日本の政治が根底から新しくなるわけではなく、既存政党に取って代わる政治が実現するかは全くの未知数。当選を果たした議員たちの一喜一憂には何の感慨も持ち得ない。これも日本の政治の貧困か。いや、我々有権者の不作為の結果と憂うべき問題かもしれない。
 参政党のことは何も知らないし、興味もないが、仄聞(そくぶん)したところによると、「日本人ファースト」を掲げる党首の言動は米国のトランプ大統領を彷彿とさせるものがあるらしい。参院選の大躍進で表舞台に登場したことで党の真価が問われていくことになろう。距離を置いて注目していきたい。
                 ◇
 苦境にあるのは石破首相だけではないようだ。米国でもトランプ大統領がスキャンダルの沈静化に躍起となっている。スキャンダルの震源地は親友だったと言われる実業家のジェフリー・エプスタイン氏(故人)。彼は未成年者に対する性犯罪で起訴された人物だが、大統領はかつて署名入りの「下品な手紙」を送るなどの親密さだったとか。大統領はエプスタイン氏は過去の人物であり、彼との親しさを真っ向から否定しているが、米メディアは二人の関係がのっぴきならないものだったのではないかと疑っているようだ。確かに今後、新たな疑惑が浮かび上がれば、大統領にとって命取りになる可能性だって否定できない。
 米国発のYouTubeを眺めていると、トランプ大統領の政治生命の終焉(?)を予告したようなものが目白押しだ。眉唾ものが大半かもしれないが、ぜひそうなって欲しいものだと願いたくなる。果たして・・・。
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 個人的にも「夏休み」に入った私は基本、午前中はパソコンに向かい、あれこれ調べたり、ブログの文章を練ったりと、「書斎」にこもったような時間を過ごし、午後になると、散策を兼ねた買い物に出ている。「書斎」にこもってもテレビはつけていることが多い。ケーブルテレビで生中継されている大リーグの試合を見るためだ。そんなに根を詰めて見ているわけではないが、大谷の打席だけは手を止めて見守っている。胸のすくようなホームラン見たさだ。
 火曜日朝はそんな一発を見ることができた。自身が投手としも先発したホーム球場でのミネソタツインズ戦。初回にソロホームランを浴びたが、その裏の攻撃で見事、逆転の35号ツーランホーマーをセンター後方のバックスクリーン(和製英語:英語ではcenter field screen またはbatter’s eye screen)に放った。打球が飛ぶとほぼ同時に向こうのアナウンサーが “He is out of this world. One of a kind.”(大谷はこの世界のものとは思えない=とびきり素晴らしい。他に類のない人間だ)と絶叫していた。最大級の誉め言葉だろう。
 ドジャースはナリーグ西地区の首位の座にはあるものの、このところ、負けが込んでいた。大谷の投打にわたる活躍でこの日は連敗をストップさせた。Thank goodness!

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