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ドジャース、ナ西地区優勝!

  • 2025-09-27 (Sat) 15:18
  • 総合

 ふと気がつくと9月も残り数日、10月がすぐそこに来ている。はて、先日、新年を迎えたばかりではなかったか。時間が経つのが早過ぎる。1年があっという間に過ぎるのであれば、10年もああっという間なのだろうか。私の世代のように残された時間が気にかかる年齢になると、心細く感じるのは致し方ないことか。
 などと落ち込んでいる余裕はない。毎週月曜から金曜まで仕事(授業)があると、文字通り老体に鞭を打って早起きし、職場に向かい、夕刻に帰宅すると、疲労困憊。ときにはシャワーを浴びることさえ億劫に感じる。大学で同じ非常勤講師として教壇に立っていた時は時間的余裕があったのだろう、週末は結構自由な時間が取れ、好きな競馬に現(うつつ)を抜かしていた。当時は今と違い、競馬は文字通り賭け事であり、大枚を賭けていた。悔いるしかないが、悔いてばかりいても仕方がない。私が仮に(可能ならば)100歳まで生きたとして、そうした阿呆みたいな遊興に人より早くお金を費やしたのであって、十分遊んだのだから、これからは心穏やかに生きるのみ。
 ある意味、私の場合は人より長生きしたい理由ともなる。長生きして競馬やパチンコ、麻雀などの賭け事から足を洗った清く正しい時間をできうる限り多く持てば、長生きした分、一年単位で見た遊興費が少なくなる勘定。自分が受けた親切な行為のお礼を無関係の人に施す行為を英語で “pay it forward”(恩送り)と呼んでいた小説を読んだことがあるが、私の場合はさしずめ “play it forward” とでも呼びたい。「先に遊興し、後の人生は質素に送ることで、費やしたコストをできるだけ「低減」したいという苦肉の策だ。亡きお袋がこの項を読んだら嘆くことしきりだろう。おっかさん、許してたもれ!
                  ◇
 やはり、一言は記しておきたい。海の向こうの大リーグ。ナショナルリーグ西地区で大谷翔平君と山本由伸君が所属するドジャースが何とか優勝(地区4連覇)を遂げた。何とかと書くのは終盤戦はリリーフ陣の崩壊で信じ難い逆転負けが相次いでいたからだ。山本投手は何度勝ち星を失ったことか。12勝8敗で終わったのが、痛すぎる。それでも山本投手に対する評価はうなぎ上り。彼の投球術、ボールの質の高さに対する賛美の声はチーム内外から聞こえた。あと2試合を残して54本のホームランを放ち、3年連続4度目のMVP受賞が確実視されている翔平君にはもはや形容する言葉が見当たらない。
 上記の通り、大リーグは残り2試合を消化すれば、すぐにプレーオフに突入する。ドジャースは西地区で優勝したものの、成績は東、中地区の優勝チームには劣るため、ワイルドカードで勝ち残ったチームと対戦し、先に2勝を上げねばならない。アメリカンリーグの代表チームとワールドシリーズでまみえるにはその後も連日厳しい戦いが控えている。両リーグ全30チームの頂点に立つのは並大抵のことではないことがよく分かる。
 翻って日本のプロ野球は大団円に疑問符がつく。セパそれぞれ6チームしかないのに、勝率5割に満たない3位のチームがリーグ優勝する可能性のあるプレーオフ制度。今シーズンはセリーグで巨人が負け越してもプレーオフに進めそうだ。日本一となることも可能。この制度はもう廃止した方がいいだろう。プロ野球に対する興味が失せて久しい。

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