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好好儿干吧!(がんば!)

  • 2019-09-18 (Wed) 11:24
  • 総合

 月曜日だったか。香椎浜をスロージョギングしながら、KBCラジオをイヤホンで聞いていた。パリーグのソフトバンク対日本ハム戦が実況放送されていた。本当はセリーグの巨人対阪神戦が聞きたかったのだが、福岡は地元のソフトバンク天国。ソフトバンクでなかりせばプロ野球にあらじといった感覚だ。
 地元球団だからそれはそれでいいとして、違和感を禁じ得なかったのは、私が聞いていた1時間から2時間近く、セリーグの途中経過は全然言及されなかったことだ。ソフトバンク戦は午後2時試合開始のデイゲームだったので、巨人戦はもっと遅い試合開始かと思いながらジョギングを続けた。新聞では確かデイゲームと書いてあったような記憶が・・。
 帰宅後、テレビをつけると、巨人戦をしっかり放送している。すでに試合後半に差しかかっていた。KBCラジオはセリーグの途中経過を少しははさんでも罰は当たらないだろう。福岡の視聴者がまさか全員ソフトバンクのファンでもあるまいに。私はラジオはNHK以外では専らKBCを聞いている。昼間には聞いていて楽しい番組も幾つかある。だが、この日のプロ野球実況放送は頂けなかった。不愉快だった。
                  ◇
 NHKラジオの中国語講座。中級の「レベルアップ中国語」は私にはまだ荷が重い。それでも何とか食らいつくように聞くようにしている。この講座を初級の「まいにち中国語」のようにテキストなしで聞き、理解できるようになったら、中国語の力をつけたと言えるのではないかと今の私は考えている。そこまではまだまだ到達できていない。
 「レベルアップ中国語」で次の文章が出てきた。「好好儿干吧!」(頑張ってくれたまえ)。無理を承知で発音をカタカナ表記すると、「ハオハールガンバ」。「頑張って」が「ガンバ」だ。「好好儿」が「しっかり」という意。「干」には「仕事をする」という意味がある。日本人なら記憶に残る表現だ。忘れないように時々は自分自身を励ます意味でも口ずさんでいこうと思う。なお、この表現は目上の人には使えない表現とか。なるほど。
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 ソウル訪問を考えて、ちょっと韓国語の学習にも力を入れようとしている。それでいつもは聞き流しているNHKラジオの「毎日ハングル講座」にも真面目に向き合うようになった。それで耳にしたのが「~네요」(ネヨ)という末尾の表現。これまでは何となく理解したつもりでいたが、講師の先生曰く、「これははっきり断定するのではなく、柔らかい表現で、ソフトさが相手に伝わる表現」とかなんとか。そうか、そうなのか。私はこれまで丁寧表現の「~있어요」(イッソヨ)一辺倒できていた。
 改めて調べてみると、例えば、「おいしい」「美味い」は「맛있어요」(マシッソヨ)がよく耳にする丁寧な表現。もちろんこれでいいのだが、「맛있네요」(マシンネヨ)という言い方もあることを知った。どうもこちらの方が断定的でなく、相手(聞き手)の同意を求めることにもなる、柔らかい物言いのようだ。よし、これからは「マシンネヨ」をフル活用しよう。お店で「これは値段が高いです」と言う時には「비싸요」(ピサヨ)ではなく、「비싸네요」(ピサネヨ)と言った方がどうも相手に柔らかく響くようだ。

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