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西日本豪雨

  • 2018-07-09 (Mon) 20:07
  • 総合

 何という災難だろう。にわかには信じられないような水害が西日本各地を襲った。広島、岡山は特に被害が甚大なようだ。人命を含め被害総額は最終的にどれだけになるのだろう。私の住んでいる福岡市の東区は特段のこともなかったが、久留米市の方は住宅の浸水被害が深刻だとか。「数十年に一度の大雨」とか「これまで経験したことのない豪雨」などといった形容が耳に残っている。
 大地震の場合もそうだが、身近に大災害が起きると、ブログをアップする気も失せてしまう。こんな悠長なことを勝手気ままに書きとばしていていいものかと。とここまでパソコンのキーボードをたたいて、ふと窓に目をやると、青空が見える。久しぶりによく晴れ上がっている。やれやれ、今日からはまた強烈な西日にさらされることになりそうだ。でも、西日ぐらいだったら喜んで受けとめよう。防ぎようのない水害なんて真っ平御免願いたい。
 しかし本当に怖いのは、今回のような水害がこれからはそう珍しくない時代に突入しているのではないかという疑念があることだ。太平洋から襲来する台風の気圧をネットで見ても、915ヘクトパスカルなどといった猛烈な気圧となっていたりする。スーパータイフーンとでも呼ぶのだろう。現代に生きる我々日本人は、南海トラフ大地震など未曽有の天変地異を覚悟せよとも言われる。何とも心がふさがる。
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 サッカーのワールドカップ(W杯)はあっけなく終わってしまった。いや、まだ強者(つわもの)どもの戦いは残ってはいるが、興味は半減した。あるとすれば、決勝戦がイングランド対フランス、もしくはイングランド対ベルギーになることぐらいだろうか。ブレグジット(Brexit)と呼ばれる、英国のEU(欧州連合)離脱がいよいよ正念場を迎える折り、イングランドの人々の興奮度はいやがうえにも盛り上がるだろう。準決勝の一組はフランス対ベルギーだから、問題は片方の準決勝戦でイングランドがクロアチアを破ることができるかにかかっている。果たしてそうなるか?
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 大谷翔平君が故障から復帰して代打で初ホームランを放った。対ロサンゼルスドジャース戦で7回裏、3対3の同点から、中越えに見事な7号ソロ本塁打を打ち込み、これが決勝点となり、チームの勝利に貢献した。
 敵将のデイヴ・ロバーツ監督も翔平君のこの一打には兜を脱がざるを得なかった。“With Ohtani, his nitro zone is down,” Dodgers manager Dave Roberts said. “I don’t know how much of the plate it got, but to come off the bench and put that at-bat together, foul off some offspeed pitches and get a fastball he can handle and hit it to the big part of the park … you have to tip your hat.” (注: tip one’s hat = 敬意を表する→ここでは私は「兜を脱ぐ」と訳したい気分) 
 翔平君はオールスターへの出場は叶わなかったようだが、これは故障があったのだから致し方ない。今季再び投手としてマウンドに立てるかどうかも不明だが、少なくともDHでの活躍を期待したい。今季はそれで十分だ。二刀流の真価発揮は来年でも構わない。

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