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ダルビッシュ惨敗の理由

  • 2018-02-12 (Mon) 13:35
  • 総合

 平昌冬季五輪。日本人アスリートたちは健闘しているのだかどうか分からない。まだメダルの数はゼロ。またテレビを中心としたメディアが視聴率を稼ぐために、「実力」を無視してあおったような気がしないでもない。しかし、言わずもがなだが、本質的に大切なのは国民一人一人の健康・体力。世界に冠たるアスリート大国になっても、国民全般が不健康で苦悶していてはブラックジョークの世界だ。よってメダルの数に一喜一憂するのはやめにしたい。ふと気がついたら、平昌五輪が終わっていた、それでいい。
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20180212-1518410050.jpg あまりに寒いので朝の散歩はとっくによしている。情けない。プールだけは体調が回復して以来、また通い始めたが、これも効果があるのだかないのだか不明。大学の仕事が一段落したので、先週末、誕生日祝いを兼ねて、松茸酒を飲んだ。釜石のSさんに改めて感謝!
 最近、買い物のついでに八百屋さんが店の片隅で営んでいる小さなカフェをよくのぞいている。500円ちょっとでお弁当が食べられる。総菜がどれも工夫が凝らされていて、美味。私には逆立ちしても作れないものばかりだ。もっとも逆立ちしたら、だれでもそう簡単には料理はできないだろうが。先日は総菜の一つ、「サツマイモのサラダ」があまりに美味かったため、ちょこっと小分けで売ってもらった。
 本当は自宅近くで時折のぞきたくなるような定食屋が欲しい。残念ながら、私の住む近所にはそういうものがない。マンションの建設ラッシュで人口急増地区なのだが、飲食関係はなぜか寂しい。大学の仕事で北九州・戸畑駅を利用してきているが、戸畑駅の近くにまさにそういう類の定食屋がある。日替わり定食が手頃な630円。私はこの半年ほど利用しているが、期待を裏切られたことがない。突き出しの小皿が絶品だったりする。あまりに美味いので時々は午後5時過ぎに早めの夕食に見立てて、日に二度もそこで食事させてもらうこともある。ああいうお店が近所にあったら週に二三度は足を運ぶ気がする。遠すぎてそれができないのが残念!
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 大リーグのホームページでダルビッシュ投手がシカゴカブスと契約したことを知った。ナショナルリーグの有力チームだ。英字紙ジャパン・ニュース紙でこの契約の記事を読んでいて、はてと手がとまった。ダルビッシュが昨秋のワールドシリーズでヒューストンアストロズに打ち砕かれたことを記した後、次の文章があった。... there was talk that he was tipping his pitches.
 なるほど、そういうことか、と合点が行った。tip one’s pitches とは「球種などを事前に相手に分からせてしまう」ことを意味する。投手がマウンド上でボールの握りを変えたりする仕草、グラブの微妙な動きなどで次に投げる球種を露呈してしまうのだ。プロの世界では致命的な欠陥だ。だからこそ、彼はアストロズの各打者にあれほど打たれ、大事な試合をぶち壊してしまったのか。
 ワールドシリーズの惨憺たる成績にもかかわらず、彼が高い評価を受け、凡人には想像もつかない高額のトレードマネーで移籍が決まったのもそうした癖さえ矯正さえすれば好投が期待できると見込まれているからだろう。ダルビッシュ、パイティン! 

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