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東京オリンピック閉幕

  • 2021-08-08 (Sun) 23:10
  • 総合

20210808-1628431844.jpg (パラリンピックはこれからだが)東京オリンピックが終了した。コロナ禍があり、賛否両論の中での開催となったが、とにもかくにも最後までやり終えることができて良かったと思う。評価はどうあれ、国際社会に対して約束した公約は果たさなければならなかっただろう。男子体操の橋本大輝選手の個人総合優勝、水泳の大橋悠依選手の金メダル2個の力泳、男女卓球の団体戦での奮闘など感動的なシーンを目にすることができた。驚いたのは何と言っても、(突如として出現したような気がした)女子バスケの大躍進。「なでしこジャパン」の称号は彼女たちに捧げたい。
 今回のオリンピックではテレビに釘付けとなった。テレビの力を再認識させられた。ただ私はテレビ、いわゆる地上波テレビの力は着実に衰えつつあるのではないかと思っている。私はニュースとスポーツ中継以外はほとんどテレビを見ない。ドラマやバラエティ番組などは興味もない。将棋や麻雀、外国語ドラマなど特化した番組はケーブルテレビやパソコンで好きな時に自由に楽しめる。パリ五輪は3年後だ。その時も我々は地上波テレビの前に釘付けとなるのだろうか。東京五輪はそうした光景が最後の五輪の気がしてならない。
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 新宮海水浴場。クラゲに刺された左首の腫れは一週間過ぎてもまだ残っている。しかし痛みはほとんど感じなくなった。クラゲ防御にも効果を発揮する日焼け止めクリームがあるとネットで知り、薬屋さんを何軒かのぞいたが、売ってなかった。仕方ない。それで時々お世話になっている皮膚科医院に行き、塗り薬をもらった。
 クラゲ対策になるか分からないが、その塗り薬を塗り、海に入っている。幸い、その後はクラゲに刺されてはいない。ゴーグルで海中に目を光らせ、警戒しながら泳いでいる。週1で英語を教えている専門学校がしばらく夏休みに入ることもあり、できるだけ泳ごうと思っている。少しはシェイプアップするかしら。いや、この程度では到底無理だろう!
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 NHKラジオの中国語講座に関し、部屋の外から「入ってもいいですか?」と尋ねる文章は中国語では英語と同様、部屋の中にいる人(聞き手)の立場に立った「可以进来吗?」という言い方が標準的だと書いた。聞き手の立場から見たら、許可を求めている話者は「来」(come)なのだ。日本語の「発想」では話者が許可を得て部屋に入っていくのは「去」(go)と思える。だから、我々日本人は上記の英語表現はつい “May I go in?” と言いそうだが、正しくは中国語のように “May I come in?” になる・・・。
 もう一つ付け加えておきたい。上記の放送の翌日だかに「彼がアメリカに帰って来た」という文章が「他回美国来了」と紹介されていた。この例文自体が不自然だとは私は思う。講座の聴取者がアメリカにいるのであれば自然な表現だろうが、聴取者は日本にいるわけだから、「アメリカに帰って来た」という文章はあり得ない。「彼がアメリカに帰って行った」とすべきだろう。「他回美国去了」となる。語学の学習であまり細かいことにこだわるのは野暮とも思うが、私はこうしたことが気になってしまう。「山を見ずに木ばかりを見て」いるのかもしれない。

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