- 2020-08-20 (Thu) 12:52
- 総合
Death Valley: What life is like in the ‘hottest place on Earth’ この見出しの下に気温計が見える。華氏で130度。摂氏で59度。信じられないような気温だ。このような酷暑を表現する語があるのだろうか? 炎暑でも足りないだろう。
BBCのネット記事。カリフォルニア州の「デスバレー」(死の谷)と呼ばれる国立公園で先週日曜日、地球上で「最も暑い」温度が記録されたという。我々には摂氏でないとピンと来ないが、摂氏では54.4度。写真では59度となっているが、あまりの暑さで気温計も狂ったようだ。ただし、デスバレーでは過去にこの温度を上回る気温を記録したとも言われ、史上最高と認定されるかは不明。
砂漠地帯にあるこの国立公園内に住み、勤務する写真の女性、ブランディ・スチュワートさんはその暑さを「外に出ると沢山のドライヤーの風を当てられたよう」と形容している。あまりに暑いので汗はすぐに蒸発してしまい、汗を感じることはできないとか。暑さに慣れると、摂氏で26度を下回るとchilly(肌寒く)感じるようになるとも。
福岡も毎日猛暑だが、猛暑が続く限りは台風の心配は無用とも聞く。私は連日の水シャワーを楽しんでおり、ずっと猛暑でも構わないと思い始めている。
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世に言う「アベノマスク」が私のところにもようやく届いた。予想に反し、ささやかな郵便物となってマンション一階の郵便受けに入っていた。あまりにささやかな郵便物だったので、どこかの会社のPRのティッシュペーパー入りのチラシかと思って、危うく郵便受けの下に置いてある共用のごみ入れに捨てるところだった。
海外でもマスク着用の流れが根付きつつあるが、それでもなお、マスクを敬遠する人々が少なくないことは理解に苦しむ。彼らはマスク着用の訴えを権力の乱用、個人の権利の侵害と考えているのか。そうした中、フランスではマクロン政権が職場でも来月からマスク着用を義務付けるとBBCのネットで読んだ。お隣の英国ではそこまでは徹底する必要はないと考えているようだ。英国では職場での感染ケースが少ないと見られるからだとか。
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今季からミネソタツインズに移籍した前田健太投手が18日(日本時間19日)素晴らしい投球を披露した。8回までノーヒットの投球をし、9回の先頭打者にアンラッキーなヒットを許し、マウンドを降りたが、それまで球団記録の8連続を含む12個の三振を奪った。クローザーが打たれ、勝利投手の権利を失ったが、最後にチームはサヨナラ勝利。チームのロッコ・バルデリ監督は以下のように語っている。最大限の賛辞と言っていいだろう。
“That was one of the best games I've ever seen pitched in baseball. Even for people who are in baseball, to watch a performance like that does put you a little bit in awe. I don't even know what else to say.”
この試合は日本では生中継されなかった。私はパソコンで大リーグのホームページにアクセスしてマエケンの快投を「リアルタイム」で追った。だから実際の投球を見ることはできなかった。マエケンは間違いなくミネソタのファンの心をわしづかみにしたことだろう。
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