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デジカメ戻る!

  • 2020-01-19 (Sun) 10:04
  • 総合

20200119-1579395503.jpg 北陸・関西方面への正月の旅で紛失していたデジカメが戻ってきた。大阪の曽根崎警察署の落とし物係から着払いで届いた。包みを開けると見慣れた銀色のデジガメ。撮影済みの写真を確認すると、最後に写っているのは、金沢から京都へのJR特急サンダーバードの車中で撮った金沢名物の駅弁。そうか、この駅弁を食べながら写真を撮り、リュックにデジガメを収納すればいいのに、おそらく座席のお尻の辺りに置き、そのまま忘れてしまったようだ。
20200119-1579395789.jpg 何度も書くが、これは2010年のアフリカ放浪の旅以来、苦楽を共にしてきた「戦友」のようなデジカメ。手の中にすっぽり入り、一見すると携帯電話のようにも見え、被写体に向けても、相手に警戒心を抱かせることがない。アフリカでは写真撮影の是非が微妙なときが少なくなく、まさに取材の旅には打って付けだった。
20200119-1579395833.jpg20200119-1579395883.jpg デジカメのメモリーカードに残っている写真を改めてチェックして見ると、最初の撮影は2016年3月初旬の韓国・釜山への初めての旅。以来、数多くの忘れ難い人たちや光景が収められている。デジカメを紛失することも痛いが、こうした旅の思い出が消失することも辛い。ある程度の写真はブログに記載しているとはいっても、大半は未掲載だ。
 さて正月の北陸・魚津では良く飲み、良く食べたが、デジカメにもそうした思い出がちゃんと残っていた。
                  ◇
 最近はホテルの部屋に外国語の案内文を見ることは珍しくない。韓国語や中国語のものもあるが、やはり圧倒的に多いのは英語の案内文だろう。だが、そうした英語の文章が意味不明だったりすることもある。上記の旅では最後の晩は神戸のビジネスホテルに泊まったが、トイレ兼バスルームに置かれていた案内文が実に難解だった。日本文も?だったが、英文は何度も読み返した。それでも意味がよく分からない。
 デジカメを紛失していたため、スマホでとりあえず撮影し、英語教師でもある旧知のアメリカ人の友人に画像を送り、彼の意見を求めた。結論を書くと、彼にも??ということだった。その文章は以下の通り。For customers staying: In order to cherish resources, we do not replace used toothbrushes, etc., and we are supplementing new items. If you wish to discard it, please do so as you discard it in the garbage box. 今改めてこの英文を読んでも、私には納得のいく日本文にすることは不可能だ。
 要するに「エコフレンドリー」を掲げるホテル側が主張したいのは次のようなことか。私たちは資源を大切に扱っており、資源回収にも積極的に取り組んでいます。お客様が使った歯ブラシやシャワーキャップなどはゴミ箱に捨てないでください。捨てたいとお思いなら、そうなさっても構いませんが、ということだろうか。それにしても凄まじい英文だ。
 よく利用する郵便局でもこっけいな英文案内に出くわしたことがあり、そのことを指摘すると、窓口の職員は「あら、そうですか。でもスマホの翻訳機能を使って作ったんですよ」と表情が曇った。ひょっとしたら、神戸のホテルでもスマホか何かの翻訳機能を使っていたのかもしれない。チェックアウトの際にフロントのスタッフに老婆心ながら、私の考えを文章にもして伝えはしたが、おそらく変更されることはないだろう、きっと。

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