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花蓮はいい!

  • 2018-09-18 (Tue) 21:13
  • 総合

20180918-1537272712.jpg 花蓮は昨日今日と快晴に恵まれた。今回の台湾の旅で初めての好天と言えるかもしれない。それだけ太陽が嬉しかった。もちろん、太陽が出ると暑い、暑いだけでなく、湿度があるから蒸す。しかし、なぜか分からないが、昨年の9月と比べ、到底我慢ができない、というものではない。不思議だ。花蓮だからだろうかとも思うが、経験自体が少ないから分からない。去年と異なり、今回は短パンでさるき(歩き)回っていることも一因していることは間違いないだろう。還暦の身、本当に小学生に戻ったような旅だ。
20180918-1537272743.jpg 花蓮に来て楽しみにしていたのは、行きつけの朝の食堂。二回目の花蓮で行きつけと書くのは大げさ過ぎるが、気分としてはそういう感じだ。地元の人たちに人気があるみたいで、いつ行っても混んでいる。私は混んでいれば引き返す。再度行って座れるイスがあれば、そこに座って注文した品を待つ。到着した翌朝は「味噌汁」「餃子」「卵焼き」の三品を注文した。締めて92元(約345円)。私は毎朝ここの朝食でも一向に構わないと思う。「味噌汁」ではなくとも、ちょっと塩味の「豆漿」(ドウジャン)でもOK。何度も書いたかと思うが、台湾では一人で食事していても周囲の「人の目」が全然気にならないのがいい。機嫌よくパクついていると、お皿の上はすぐに片付いてしまう。
 街中を散策していて、メガネのフレームの片方が壊れた。ねじが緩んだようだ。小さいねじなので、素人が直すのは一苦労だ。しかし、放っておくとレンズが外れそう。メガネがないと遠くが見えない。困ったと思って目を上げると、通りの向う側にメガネ店の看板が見えた。すぐに駆け込んだ。中年の店主が奥から出て来て、メガネをじっと凝視。これはレンズとフレームが合致していないですな、みたいなことを言いながら、すばやくフレームを直してくれた。有難い。お礼を言いながら、謝礼を口にすると、何のことはないから、気にしないでください、みたいな感じ。感謝の言葉を繰り返してお店を後にした。
20180918-1537272789.jpg 昨夜は例の東大門国際観光夜市に足を運んだ。ほぼ一日中、花蓮市内をさるき回っていたので、夜市が本格化する前にすっかり疲れ切っていた。お腹も空いていた。それで屋台の前を何度も行ったり来たりしているうちに、とある一軒のお店に吸い込まれてしまった。「花蓮肉牛」と銘打っていたからだ。お店の前の写真に凄く食欲をそそられた。220元のステーキがじゅうじゅうと湯気を上げながら運ばれてきた。ナイフとフォークで切り、一切れ口に運んだ途端に悟った。「失敗!」。美味いからは程遠い味。それでも大半を胃袋にしまい込んで席を立った。夜市の雰囲気だけは楽しんだからいいか。
20180918-1537272824.jpg 翌日のお昼過ぎ。今度は若いお客であふれていたレストランに吸い込まれ、メニューのカバーに載っていた人気商品と思わしきランチを指差した。スープを添えて218元。こちらは正真正銘美味かった。スープも美味だった。パンが二切れ、カレーがかかったご飯のお椀のそばにポテトチップスもあって、人によっては「節度がない」と思うかもしれないが、「全天候型」の胃袋を備えている身には何の不満もない。昨夜とほぼ同じ値段でもこの差!
 短パンで比較的快適な旅となっているが、限られた数の衣服・下着で過ごしている身には3日に1回の洗濯は欠かせない。明日は再び台北に戻る日だが、ホテルをチェックインする前にコインランドリーに行かなくては。意味合いは異なるが、立つ鳥跡を濁さずか。

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