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秋は新学期!

  • 2016-10-25 (Tue) 16:18
  • 総合

 ブログのアップにだいぶ時間が経過した。(この例えが合っているかはともかく)水は低きに流れるがごとく、人間楽をしようと思えばいくらでも安きに流れるもののようだ。記事を書く仕事を辞めて久しいが、私は今も結構頻繁に原稿書きに追われる夢を見る。新聞記者時代の名残であることは間違いない。目覚めてほっとする自分がいる。あ、俺もう記事など書かなくていいのだ。そもそも新聞記者ではもうない。組織に属していない身の気楽さをありがたく思う一瞬だ。はかない一瞬の喜びでしかないのだが。
 中国語と韓国語の独学で大いにお世話になっているNHKのラジオ語学講座。7月頃から聞き始め、正直、どちらもついていくのが青息吐息だったのだが、10月の声を聞いて思わぬ変化があった。全然知らなかったのだが、9月でワンクールが終わって新しい講座が開講したのだ。これが実に手取り足取りといった感じの基礎から教えてくれる。韓国語は比較的に基礎を習得していたので復習の感覚で臨める。中国語は声調、発音の基礎から学べて助かっている。しかも前週の放送をパソコンで聞けるサービスもあることを最近知った。いい時代だ。それでも中国語の声調は実に難解そのもの。何度覚えたつもりでも、テキストを伏せるときれいに記憶が消えている。実に難儀だ。
                 ◇
 少し前に紹介した “The O. Henry Prize Stories” (The Best Stories of the Year 2015) を読み終えた。これは凄いと感じる作品はなかったかのように思う。これなら志賀直哉の『小僧の神様』でも読み返していた方がはるかに心地良かったかもしれない。とはいえ、英語の勉強にとっては参考になる表現にいくつか出くわした。例えば、次の表現。But she knew better than to say that. この文章が出てくる状況はざっと以下の具合だ。老年の域に達している男が俺はいつだって人生を楽しんでいると豪語する。付き合っている女はあなたにとっては気楽なものでしょうよ。だって、お金に全然不自由していないあなたは家政婦に自宅を任せているし、仕事では秘書だって雇っている。でもそう言うと、男の気分を害するのは必定なので口をつぐむ。それで上記の文章が出てくるという次第だ。
 だから、訳文としては「彼女はそれを口に出して言うほど馬鹿ではなかった」ということになる。こういう慣用表現は辞書には載っていないだろうなあと思いながら、愛用している電子辞書を引くと、know better than ~ で「~するほどばかではない」という訳し方が載っている。なかなか優れものの電子辞書だ。
                  ◇
 毎秋お世話になっている福岡市の健診ドックの結果が出た。肝機能を含め概ね良好だったが、「血液中の脂質」(LDLコレステロール)が問題となっていた。改めて見ると腹囲もやはり恥ずかしい。これは本人が一番自覚している。焼酎などアルコール類を一切断って1年と10か月。それで安心していたら、またぞろ体重が増えてきていたからだ。プールで定期的に軽く泳ぐ程度ではだめなようだ。いつも座っている(sedentary)生活を続けていると、こうなることは分かっていた。もう一つ規則正しい運動の日課を加えた方がよさそうだ。うーん、何をすべ!?

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