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バックトゥバック

  • 2015-09-17 (Thu) 08:33
  • 総合

 韓国語の勉強。昔の教科書を読み、時に辞書を引いている。文章が頭に入ったつもりで雑記帳にペンを走らせてみる。嗚呼、あの独特のハングル文字が怪しい。やはり、語学の勉強は目と耳だけでなく手も使ってやるべきか。前項でコメントを頂いたが、熱心な韓流ファンは身近に結構珍しくないようだ。今年のいつだったか、新聞社勤務時代の同僚がKpopのコンサートがあるからといって東京から来福し、そのまま釜山だかにまで足を伸ばした。彼女には息子のような年恰好の若者グループだった。私は福岡のコンサート会場そばのホテルで彼女にランチをご馳走になったが、あの時はまさか自分もこんな形で韓流ファンになるとは思いもしなかった。
                 ◇
 日本のプロ野球もアメリカの大リーグもいよいよ大団円を迎えつつある。パリーグはソフトバンクホークスが優勝目前だ。これだけ強いと、ホークスファンにはたまらない展開だろう。セリーグは先が見えない大混戦。私は一応ジャイアンツファンだが、今年のジャイアンツのゲームは正直どうも面白くない。
 大リーグでは来月のプレーオフ進出に向けたゲームが過熱の一途。今年は田中マー君のいるニューヨークヤンキースがアメリカンリーグのプレーオフに進むことだけは確実の情勢だ。マー君もここに来てエースらしい投球をしており、ジラルディ監督の信頼も厚くなっている感がある。先日の好投のゲーム後には、監督は "I think everything we heard, he enjoys [big games]. He enjoyed it in Japan and he looked forward to coming in here and pitching in games like today." (「彼は大きな試合にも臆しないと聞いていた。日本でもそうだったというし、ここにやって来たのも今日のような大一番のゲームで投げたかったからだろう」)と称賛の言葉を送っている。
 私は以前にこのブログで日本のスポーツ選手が負けた試合後に「楽しめました」と判で押したような感想を述べていることに批判的なことを書いたが、監督の上記のエンジョイという語を見て、ふとそのことを思い出した。なるほど、ひょっとしたら、この辺りから日本人スポーツ選手の「楽しんだ」「楽しかった」発言が生じたのかも!?
                 ◇
 先日、プロ野球を見ていたら、アナウンサーが連続三振の場面で「バックトゥバックの三振奪取です」と言っていた。「連続」という意味だ。英語だと “back to back”。「二者連続三振」は “back to back strikeouts” となる。プロ野球の中継でこの表現を耳にしたのは初めてだった。英語に通じたアナウンサーだったのだろう。ただまだ日本では大多数の人が理解する日常の外来語表現とは言えない。とても頼りになる打者(人物)のことを「クラッチヒッター」(a clutch hitter)と呼ぶ。ピンチヒッターはすでに日本語として馴染んでいるが、この調子ではやがてこうした語もお茶の間に浸透する時代が来るのかもしれない。
 最近では「ここでティームバッティングが欲しいのでは」と言うアナウンサーも少なくない。あれは「チームバッティング」だろう。「スティール(盗塁)に失敗」は「スチールに失敗」だろう。英語を「生業」としている身にも若干気になることではある。

Comments:2

やすよ 2015-09-19 (Sat) 16:30

こんにちは〜
ブログの更新を楽しみに見ているので、お久しぶりって感じがしません(≧∇≦)
「韓国語」、きっとそのうち話せて書けるようになることと思っています。
そこで今日から再放送となったドラマを紹介したくなりました。私は後半から最終回まで観ていましたので、見逃していた回の放送を観ることにしました。内容については検索してみてください^o^
NHK BSプレミアム 『奇皇后』

それではまた

nasu 2015-09-20 (Sun) 16:53

やすよさん 韓国語って面白いです。日本人にとってこれほど学びやすい外国語はないかも。逆もそうかは分かりませんが。チェミイッソヨです。旅立てるであろう来春が楽しみです。ひょっとすると経済的、時間的には米良に帰るより楽かもしれませんね。韓国語ドラマはすでにしてはまっているので手一杯です。カムサハムニダ、ヌナって感じですかね。

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