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60キロ台目前!

  • 2015-03-30 (Mon) 15:19
  • 総合

 すっかり春めいてきた。昨日は暑いほどだった。マンション5階の私の部屋は西日が凄いので午後遅い時間帯になると、本当に汗ばむほどになる。昨日はプールで泳いだ後、帰宅してまたすぐにスポーツジムに出かけ、風呂に浸かりたい衝動に駆られた。真夏ならそうしたかもしれないが、さすがにまだ3月だ。
 陽気がよくなったこともあって部屋の片づけに重い腰を上げているところだ。恥ずかしい話、奥まった和室にはまだ段ボールからあけたばかりの衣服やら書籍やら、こまごまとしたものが散乱している。このマンションに越してきて2年と半年。いくらなんでもそろそろ、片づけなくては。今年からは遠路やってくるかもしれない親しい友人ぐらいは泊めてあげられる程度のさっぱりした住まいにしたい・・・。
 長年の会社員生活でスーツやコート、シャツが少なくない。退職以来、一度も着ておらず、これからも袖を通すことのないだろう衣服とはおさらばしたいのだが、可燃ごみとして捨てることは済まない思いが募って今日まできた。これからは「心を鬼」にして少しずつ処分していかなくては。先日はネームの刺繍の入っていないコートを古着ショップに持っていったら、「200円」で引き取ってくれた。捨てるよりはましだ。
 書籍は捨てたくない。再読することもあるかもしれないし、以前にも書いたが、読んだことのない本を初めて手にして思わぬ「発見」があることもしばしばだからだ。世にはこれを「積読」(つんどく)というらしい。英訳だと “buying books but leaving them unread” とネットに載っている。私は以前のコラムで “buying books for future reading” と訳したいと書いたが、あれ以来、まさに積読の益に浴している。不思議なのはその本をなぜ自分が購入したのか理由が明確に思い出せないこともあることだ。
 それはともかく、部屋を片付けようと思っている理由の一つは、これまで倉庫同然だった和室が夏は実は一番快適な部屋になることを知っているからだ。板張りの洋室は上記の通り、西日が差し込み、寒い冬は夕刻からぽかぽかとしていいのだが、これからの季節は居心地がすこぶる悪くなる。温度を測ったことはないが、洋室と和室の温度差はかなりあるようだ。そのことに気づいて以来、夏は和室に寝転がって読書したいと思っていたが、いかんせん、荷物が散乱していてとてもそういう気にはなれなかった。
 それでこのところ、少しずつ不要な物を整理して、ようやく本日、気持ちよく寝転がれるスペースを確保した。窓を開け放つと、気持ちいい風が吹き込んでくる。ベッドではなく、ここに布団を敷いて寝ることも可能となった。こんなささやかなことでも幸せに思わずにはいられない。私はどうも「安上がり」の人間に生まれついているらしい。
 古い書類を整理していて、平成5年の人間ドックの診断表が出てきた。22年前だ。体重欄を見ると、72キロと記されている。断酒を続けている今、体重は70キロ台にまで落ちている。おお、30歳代後半の体重にまで改善したことになるではないか。よし、60キロ台突入を目指そう。断酒の他はこれまでと同様の生活を続けながら、少しずつ体重を落としているのがみそだ。最近はプールで一緒になるおばちゃんたちからも「あら、お兄さん、痩せたんじゃない?」などと言われている。いやあ、照れるなあ・・・。

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