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ソウル再訪

  • 2024-01-02 (Tue) 23:21
  • 総合

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 久しぶりの韓国訪問。2日朝、6時にスマホの目覚ましをセットしたが、起床するのもやっとだった。かてて加えて、前日に北陸・能登半島で連続発生した世紀末を連想させる激震の連続。NHK女性アナの滑舌のいい「テレビを見ていないで急いで逃げてください!引き返したりしないこと!今すぐ逃げこと!」という明快な避難指示が心にぐさっと刺さった。福岡に住む私は当事者ではない。北陸の人々にどう聞こえたか察して余りある。
 私は年末から魚津に住む親しい知人を訪ねることも考えていた。この人から寄る年波で暖かくなってから再訪して欲しいと言われたため、魚津訪問は控えていた。もし再訪していたら、まさにドンピシャで今回の地震に遭遇していた。そうなれば、知人や親戚の方々にきっと余計な心労を与えていたことだろうと胸をなで下ろした。
 とまあ、そんなことはどうでもいいのだが、北陸の大地震でのんびり韓国への旅を楽しんでいいものかと思った。それで1日夜ベッドに入るときは寝坊したらそれはそれでいいかとも考えた。それでも目覚ましで朝6時過ぎに目覚め、急ぎ旅行の準備に取りかかった。というか、冷蔵庫にある残り物を朝食として片付け、お土産をキャリーバッグに詰め、髭を剃った程度のこと。ほぼ一週間の旅だが、着替えは最低限にして、ズボンやシャツの替えはなし。なんとなればソウルで新しく買おうと考えた。とまあ、ちんたらやっていたら、福岡国際空港に到着するのが遅れてしまった。大丈夫かなとも案じたが、すべては神様の思し召し次第。神様が行けと言われるならなんとかなるだろう。
 という次第で今、ソウルの安ホテルにチェックインしてこの項を打っている。4年3か月ぶりのソウル訪問。すっかり忘れていた。前回はラブホテルに投宿したが、今回はネットでホテルを押さえていた。料金はほぼ同じか安いぐらい。チェックイン後、南大門市場までバスで行き、両替商を訪ね、円をウォンに両替。とりあえず、5万円を両替したが、前回は軽く50万ウォンを超えていたと思うが、円安のせいか、今回は45万7500ウォン。両替商のおばちゃんはそれでも最近ちょっとレートが良くなったのですよと宣った。
 前回のソウル訪問は2019年10月。当時の両替レートは1¥=10.13ウォンだった。今回はそれが1¥=9.15ウォン。なんだかとても損をしているように感じるが、まあ、為替レートだからどうすることもできない。
 今回投宿したのはなんだか迷路みたいなところにあるホテル。ちゃんとしたホテルだが、私のような方向音痴には大変。南大門市場からの帰途では道に迷い、難儀した。なんとか帰り着き、夕食を食べるために再び外出。何軒かレストランをのぞいたが、以前にも感じたことだが、ソウルで一人で食するレストランに行き着くのは大変。「一人前はやっていません」と言われたり、それではどれぐらいかかりますかと問えば、日本円で「4500円の鍋」とか。さすがにちょっと高いと思うし、第一、写真を見ると、大食漢の私でもちょっと無理かなと思うほどの量。
 それで何軒かのぞいた後、チゲなべの食堂に辿り着いた。韓国焼酎を飲んでも締めて13000ウォン(約1420円)。お腹いっぱいになったし、満足。さあ、明日は何をしよう。中東取材で知り合った韓国人の旧友と再会し、語り合いたいが、はてさてどうなることやら。

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