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ミャンマーでも暴挙

  • 2022-07-28 (Thu) 09:44
  • 総合

20220728-1658968972.jpg 国際社会のタガが外れているのだろうか。ミャンマーでアウン・サン・スー・チー氏を支持する反政府活動家らが処刑された。21世紀に反政府活動のために処刑される国があるとは。それも同じアジア、しかも東南アジア諸国連合(ASEAN)に属する国で。私は以前はビルマと呼ばれたこの国のことはほとんど知らない。なぜこの国の軍が権力に固執するのかも理解できない。分かるのは彼らがやっているのは民主主義とは相容れず、やがて厳しく断罪される日が来るということだ。いやそう願っているだけのことかもしれない。
 内政不干渉主義という語がある。アセアンでもこれは不可侵の原則のようだ。しかし、ミャンマーで起きていることはその限度を超えたものであるという気がする。アセアン諸国の厳しい対応が待たれる。かつてカンボジアで起きた大虐殺事件とは異なるが、許しがたき蛮行という点においてはたいした差はないだろう。
 本日(水曜日)の読売新聞の国際面を開けて少々がっかりした。トップ記事は「米中間選挙・分断の現場」というタイトルで一面掲載記事を受けた続き物。他に大きなニュースがなかったならばこれがトップでもいい。しかし、ミャンマーで発生した事件は傍観できない出来事だ。大きく扱ってしかるべき問題だ。もっと怒っていい。憤っていい。ロシアのウクライナ侵攻以来、国際社会の感性は麻痺しているのではと思うときがある。国際報道の現場でも似たようなことが起きているのか。
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 プロ野球は火曜水曜とオールスター戦が行われた。私はろくに見なかった。見る気が起きなかった。以前から思っていることだが、2試合も必要ないのではないかと思う。全30チームがある大リーグでもオールスターは1試合のみだ。12チームしかないプロ野球は1試合で十分だろう。セパ交流戦もある今の制度ではオールスター戦もかつての輝きはない。選ばれる選手たちも果たしてスターと呼んでいいものかどうか。特に今年のようにコロナ禍で辞退する選手が相次ぐと、オールスターという呼称は看板に偽りありの印象さえある。
 シーズン後半の消化試合を手際よくさばき、大リーグ並みとは言わないが、せめて一両日でセパ両リーグのすべてのゲームが終了するように工夫するとかして欲しい。またクライマックスシリーズもわずか6チームしかないセパ両リーグでは興ざめ。せめてゲーム差に大差がついた場合にはクライマックスの出場資格に厳しい縛りをかけるとかの策は必要だろう。長いペナントレースを戦い抜いて手にした優勝の価値を台なしにする最終盤のからくりは愚策としか思えない。
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 8月に入ったら、非常勤講師として教えている専門学校も夏休みとなる。わずか2週間程度の短い休みではあるが。久しく足を運んでいない魚津に旧知のママさんを訪ねようと計画していた。東京から足を運ぶ友人とも再会し、北陸の海の珍味で日本酒を味わいたいと。
 帰途には京都・亀岡の実兄を訪ね、神戸では古い知己の方々とささやかな宴を催すことにもしていた。とここにきてのコロナ感染者の急増。高齢の方々が多いこともあり、さすがに見送ることにあいなった。残念!

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