- 2022-07-08 (Fri) 12:25
- 総合
昨日(木曜日)、また海で游ごうと思った。それでゴーグルを探したが、どうも見当たらない。よく考えれば、先週初泳ぎし、帰宅後にゴーグルを水洗いした記憶がない。海で游げば、普通、水洗いするものだ。そうした記憶がないということはおそらく持ち帰っていないのだろう。浜辺かどこかに忘れたのか。あのゴーグルはスポーツジム時代からずっと愛用してきていたものでベルトとの付け根の部分が壊れた後はボンドを山のように塗って使ってきた。長年慣れ親しんだものを不注意でなくすのは情けなくもあるし、実に残念だ!
ゴーグルで游ぐのに慣れると、裸眼で游ぐのは抵抗がある。おそらくろくに游げないような気がする。古いゴーグルがあることを思い出した。度が入っていない普通のゴーグルで度付きのゴーグルに慣れたら、物足りなくなってほとんど使ったことがないゴーグルだった。ないよりはましだとこれを手に海水浴場に向かった。この日も海には人っ子一人いなかった。海の家の設営をしている人たちに尋ねると、明日金曜日が海開きだとか。
海は先週よりは波が小さく、游ぎやすかった。時間帯の関係か、海水の量は前回よりも深かった。離岸流にさらわれることのないようテトラポットが真ん中に見える辺りでクロールと平泳ぎのまねごと。平泳ぎをしていたら、右手が何かにぶつかった。見ると、クラゲではないか!左首を刺された昨夏の苦い思い出が脳裏をよぎる。くわばらくわばら。その後、浅瀬に向かって歩いて注意深く見ると、小さいながらもクラゲが結構、海中に漂っている。
游ぐ気はたちまち失せた。多勢に無勢だ。遊泳客が増えてクラゲを蹴散らすようになるか、刺される確率が激減でもしないことには、のんびり游いでなどいられない。それでも先週よりは游いだ感覚があったので引き上げることにした。嬉しかったのはだめもとで持参した古いゴーグルが使えたこと。薄い青色がかったゴーグルでこれをつけて空を見ると、青空が実に色鮮やかに見える。こういう見え方は紛失したゴーグルではなかった。
それともう一つ。自宅から海まで歩くサンダルを改めて100円ショップで男用のものを買い求めていた。これが大正解。歩きやすいし、石ころやらの上を歩いてもそう痛くはない。この夏はこれで快適に過ごせそうだ!
◇
ロンドン時代の同僚、L嬢からメールが届いた。私も知っている仕事仲間のA嬢が近く結婚する運びとか。A嬢も52歳。10年前にロンドンで再会した時は確かパートナーとの間に赤ん坊がいたような・・・。いずれにしろ、目出度い話ではある。L嬢は寄せ書きにするから何か一言メールで送ってくれとの由。
そう言われても、ぱっと頭には浮かんでこない。彼女が東京を訪れた時にはパチンコ店を見学させたり、浅草でご馳走した記憶もある。そんなこんなを書こうと思ったが、結局書き送った言葉は・・“I used to think life really starts from 60. But now I know I was wrong. Life truly starts at 70. Anna, there are still lots to learn and enjoy.”
L嬢からは “I love the message! The good thing about asking for this sort of thing from journalists is that they come up with something amusing!” と返信があった。A嬢も笑って読んでくれると思う。