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senileを防ぐ手立て

  • 2021-09-22 (Wed) 15:51
  • 総合

20210922-1632293350.jpg 女性を蔑視して虐げるアフガニスタンの情勢はやはり気になる。私はこの国を旅した経験はないので、想像するしかないのだが、気軽に旅ができる地ではないようだ。イスラム教が国教の国での取材経験はあるが、イスラム過激派勢力が台頭する以前の頃だから、あまり参考にはならないだろう。イスラム教の教えに関してもメディアで伝えられることを読んで知っている程度だ。
 水曜日の読売新聞にイスラム教のことが少しのぞけるインタビュー記事が掲載されていた。カイロ支局の酒井記者がヨルダン国王の宗教問題主席顧問のイスラム思想家、ガーズィー・ビン・ムハンマド王子にインタビューしていた。
 預言者ムハンマドの直系子孫とされるムハンマド王子は国際テロ組織の「アル・カーイダ」はイスラム教の教えを逸脱していると批判。アフガニスタンを再び支配したタリバンにしても「イスラムの名の下に」イスラム教の教えとはかけ離れた施策を実施してきたと非難している。タリバンは女性が教育を受ける権利を大幅に制限する施策を打ち出しているが、これについても「女性は勤労したり教育を受ける権利を有している。タリバンがこれを理解しているようにはみえない」と断じている。
 願わくはムハンマド王子のような穏健派の考え方がイスラム教社会の大勢となり、アフガニスタンでも女性が堂々と学び、社会進出できる時代が来て欲しい。いや、イスラム教を信じる人々の間でも大多数はそう考えているのかもしれないが・・。
 ネットでBBCをのぞくと、Afghan girls school ban would be un-Islamic—Pakistan という記事が目に入った。イスラム国家である隣国パキスタンのイムラン・カーン首相がアフガン情勢に関してそう述べたのだとか。女子が教育を受ける権利を奪うのはイスラム教の教えに反すると。もっと言って、言ってぇな!
                  ◇
 NHKラジオの中国語・韓国語の初級講座は今月末でワンクールが終了する。10月からの新クールではどんな講座になるのだろうと書店に立ち寄った。もう新しいテキストが店頭に並んでいるはずだ。テキストを見て愕然とした。なんだ、これは、今年もまた4月-9月の講座の再放送ではないか。復習も悪くないが、そろそろ、初級から少し進んだ講座を聴きたいと思っていただけに、肩すかしを食った感じだ。うーん、困った。どうしようか?!
 最近、中国語講座でラジオから聞こえた文章で印象に残っているのは次の一言。「僕と結婚してくれない?」。「結婚」だから「结婚」という語を使うのだろうと思って身構えていると、そういう語はなかった。「你愿意嫁给我吗?」。「嫁ぐ」という意味の「嫁」が使われていた。「结婚」の発音(ピンイン表記)はjiéhūn (ジエフン)だから何となく分かる。「嫁」の発音(ピンイン表記)は jià(ジィア)でこれはちょっと「嫁ぐ、結婚する」という意味は音からは想像しにくい。
 中韓両語の学習は「日暮れて道遠し」。まあ、それでも脳の活性化には確実になるだろう。最近、学生に説明した英語の語に senile(老衰、もうろくした) というのがあった。中国語では「衰老」というのか「痴呆」というのか、よく分からないが・・。

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