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競馬は見るだけで満足!

  • 2020-11-29 (Sun) 16:41
  • 総合

 日本シリーズ。巨人ファンには史上最低最悪のシリーズとなった。まさか二年連続の4連敗を本当に喫するとは! 原監督以下この一年間、何も学んでいなかったということか。攻撃力、守備力の歴然とした差だけでなく、監督力の差を露呈したということかもしれない。
 それにしても解せないのは親会社の読売新聞本紙が巨人の情けない敗退のきちんとした総括を今年も紙面で展開していないことだ。私の記憶はあいまいだが、昨年もシリーズ4連敗敗退後に紙面での総括がなかったような気がする。大事な戦いをきちんと振り返る総括的な記事はやはり、とりあえずでも直後に紙面で書くべきだと思う。書く材料はいくらでも転がっているだろう。事実、ネットではいろいろ、野球関係者や専門家の巨人に対する厳しい、しかし的確な見立てが紹介されていた。ソフトバンクホークスの強さはどこにあったのか、巨人はどこが、何が劣っていたのかということを紙面で読みたいと思った読者は私だけではないだろう。
 昔の(私が勤務していた当時の)読売新聞ではこうしたことは紙面で直後にきちんと総括されていたような気がする。そうでないと第一、読者が納得しなかったことだろう。会社を辞めて久しいので昨今の社内事情は分からないが、何だかなあとがっかりせざるを得ない。いや、情けない・・・。
                  ◇
 久しぶりに競馬について書きたい。本日(日曜日)東京・府中市のJRA東京競馬場で歴史的なレースが行われた。ジャカンパップ、いやジャパンカップと呼ばれるGIグレードの大きなレースだ。日本ダービーや有馬記念に比べれば歴史は浅いが、強い外国馬も参戦できるだけにこのレースは日本の競馬を代表する国際的レースと言える。
 さて、そのジャパンカップに今年はともに無敗でクラシック三冠を遂げた牡馬のコントレイル、牝馬のデアリングタクトが登場した。かてて加えて、国内外の芝GIレース8勝という歴代最高の成績を上げている先輩の三冠馬の牝馬アーモンドアイも参戦した。競馬に興味のない人にはそれがどうしたと言われそうだが、多少なりとも競馬に手を染めた、つまり馬券を購入したことのある者には夢のようなレースだ。
 現役時代には破滅的なギャンブラーだった私は馬券から足を洗ってだいぶ時間が経過した。週末には今なおテレビで競馬観戦を楽しんでいるが、もはや馬券に手を出すことはない。まあ、齢80ぐらいになってなお健康で小銭が残っていればまた手を出してもいいかなぐらいには考えているが。そんなことはどうでもいい。ジャパンカップだ。私はどこかで北海道・日高の牧場でその馬を育てたとかいう70歳ぐらいの人の良さそうな牧場主さんがその馬のことを懐かしむシーンを見ていた。その馬とは3歳牝馬のデアリングタクト。競りで1億円以上の値がつく血統馬も珍しくない中、この馬は生後3か月の競りでは値がつかず、1歳時にようやく1,200万円の競り値がついた安馬だったとか。こういう馬が大活躍するから競馬は面白いと言える。
 私はデアリングタクトが1着することを願いながらレースを見た。結果は惜しくも3着。勝利したのはアーモンドアイ。今昔の三冠馬が上位を独占する好レースだった。

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