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秋の味覚

  • 2013-10-26 (Sat) 14:18
  • 総合

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 早いもので最後にこのブログをアップしてから一か月以上が経過している。仕事というか雑務、いや、やはり仕事と呼ぶべきだろう、に追われて、ブログのアップがおろそかになっていた。別にノルマがあるわけでなく、特段書きたいテーマがあったわけでもないから、何の後ろめたさもなく、時間だけが過ぎていった。
 後ろめたさと言えば、新聞社を辞めて4年近く経つのに、今でも時々、原稿が締め切りに間に合わないとか、デスクに報告するねたがなく焦るとかいった夢を見る。地方支局勤務時代の苦い思い出が消え去っていないのだろう。正直あまりいい目覚めではないが、これからも死ぬまでこうした夢からは解放されないのではないか。まあ、それを思えば、今の自分は・・・。
 今は午前中は出版社から依頼された新しい翻訳に取り組んでいる。19世紀に一世を風靡したアイルランドの作家の夫人の伝記だ。恥ずかしい話、これがなかなかはかどらない。英文自体が少し難解なこともあるが(『幸せの残像』の翻訳に比べれば、難易度ははるかに上)、こなれた日本語に仕立てるのがなかなか厄介。詰まる所、自分自身の力不足の故なのだが。
 その他、今教えている大学の英語の授業の教材作りにも精を出しているが、これが結構時間がかかる。学生がどれだけ理解しているのか甚だ心もとない授業なのだが、最近は真剣な目で聞き入ってくれる(女子)学生もいて、教材作りは決しておろそかにはできない。まあ、自分自身の英語の勉強にもなっているので、「一石二鳥」なのだが。
 余裕があれば、近くのジムをのぞき、プールで軽く泳ぐか、水中を歩いている。あまりカロリーを「消費」していないのではないかと危惧している。体重が落ちた自覚もないし、お腹のふっくら具合もあまり変わりがない。まあ、何もしないよりはましだろうと自分に言い聞かせている。ゆっくりシェイプアップだ。
 石部金吉のような生活もすっかり板についた(と自分では思っている)。楽しみはほぼ一日おきにスーパーに出かけ、酒(焼酎)の肴や晩ご飯(朝ご飯も)のおかずを考えることだ。およそ料理音痴の私だが、まあ、何とか、生き延びていくために胃袋を満たすだけのことはできる。何しろ、炊飯器は学生時代から愛用している「勤続40年以上」のつわものだ。今でも連日おいしいご飯を炊き上げてくれる。
 おかずのレパートリーは当然のことながら片手で数えられるほど。パスタが最近加わった。ただ、どうも味がいまいちだなと思って、パッケージの説明書きを改めて読んでみたら、「ゆであがったら、すぐにお湯を切って、あたたかいままのスパゲッティにソースをあえて召し上がってください」と書いてある。オマガ! あたしゃ、蕎麦の感覚で麺を水でしっかり洗って、召し上がっていた! 道理で味がいまいちのわけだ。まあ、いい、これで一つ利口になった。
 数日前には新聞社勤務時代の取材で親しくなった大分県佐伯市のHさんご夫妻から「秋の味覚」が届いた。ご自身の農園で育てた見事なサツマイモと栗だ。サツマイモは早速味噌汁の具に加えたり、電子レンジで焼いて、焼き芋風にして食べている。バターをかけて食べるとこれが凄く美味い。しめしめ、まだ何か他の料理に加える手はないかと料理音痴の頭をひねっているところだ。
 (写真は、電子レンジでこさえた「焼き芋」。私にはこれで幸せ一杯の秋の味覚だ!)

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