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藤井聡太君の頭の中に curiosity 一杯!

  • 2020-07-17 (Fri) 12:10
  • 総合

 新型コロナウイルスの感染者数が全国的に増加の一途を辿っている。夏場には下火になるのではと以前言われていたことに「一縷の望み」をかけていたことを思い出すが、それにしてもちょっと増え過ぎではないか。地元福岡でも感染者数が急増している印象。検査数が増えているから当然の帰結なのだろうか。素人なりに考えると、重症者や死者が急増しない限り、そう大騒ぎすることはないようにも思えるが、よく分からない。よく分からないからこの辺でやめておこう!
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 藤井聡太君が昨日、将棋の八大タイトルの一つ、棋聖戦の5番勝負で勝利、3勝目をあげ、弱冠17歳で棋聖のタイトルを獲得した。凄い! 私はネットのアベマテレビで生中継していることを知り、昨日はパソコンに長時間、釘付けになった。
 将棋にはそこそこ興味はある。今は友人も少ないから自分で指すことはないが、NHKテレビの将棋番組を時に見ることはあるし、タイトル戦の生中継ならじっくり見ることもある。自分なりに次の一手を考え、それが当たる時は格別だ。そういうことは皆無に近いが。
 囲碁の世界では中国や韓国の棋士が日本の棋士に優勢のようだが、こと将棋は日本独自の発展を遂げた遊戯ゆえ、そこに日本人としても揺るぎないプライドも感じる。と書くと、何だか島国根性丸出しみたいだが、そうではなく、盤上の小宇宙でAI(人工知能)ばりの知性を戦わせるプロ棋士の勝負は私のようなへぼの将棋ファンにも魅力的だ。
 藤井棋士はこれで一冠。7番勝負の王位戦でも2戦2勝の好スタートを切っている。スポーツの世界同様、将棋の分野でもスーパースターの出現は興奮する。ぜひ、息の長いスーパースターに成長して欲しいと願う。
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20200717-1594955432.jpg 大リーグの開幕はもう少し先だが、米ゴルフはギャラリー抜きとはいえ、プレー再開となっている。アメリカのゴルフの話題を追いたければ、やはりネットでフォローするしかない。この週末のメモリアルトーナメントのニュースを漁っていて、タイガー・ウッズとブライソン・デシャンボーが一緒に練習ラウンドをしたことがハイライトされていた。この二人は今、米ゴルフ界の話題を独占しているスタープレーヤー。タイガーは説明不要だろう。デシャンボーは素人目にはぎこちないスウィングだが、ドライバーで安定して350ヤード以上飛ばす剛腕。それで直近の大会で優勝するなど安定した成績を残している。
 メディアやゴルフファンの興味は二人が練習ラウンドでどんな会話を交わしたのだろうかということ。ウッズは44歳。デシャンボーは26歳。プレースタイルも異なり、実績ではまだウッズがはるかに上の存在だ。二人とも交わした会話の内容については煙に巻いた。英文ではIf they did talk about it, Woods wasn’t giving anything away either. After all, they say curiosity killed the cat. となっていた。Curiosity killed the cat. という文章は初めて目にしたように思う。辞書を引くと「好奇心もほどほどに」という訳が載っている。語源は諸説あるようだが、ネコは好奇心の塊のように思えなくもない。私は a cat person だが、なるほど、上記の「戒め」はすっと腑に落ちた気がした。

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