MARUのロックに体当たり by MARU |
exロッピングザクレイドルの林田氏のライヴを見るために、熊本へ。
ライヴを見て「う〜わ〜...ま〜じでコレ、やっちゃう!?」と思いました。
写真を撮る手をとめて、1曲まるまるポカンと口を開けて見てました。
詳しくは近日中に、WEBPLUGGEDヘ写真とレポをあげますが、とにかく、スケールがデカイ!のです。そして、表現しているのは誰の心にも響くだろう、シンプルなもの。本質的なこと。子ども心に大人の視点。
打ち上げで、ヴォーカルのTAKERU嬢(氏)と話してみて、まっすぐ話す姿勢や、表現者としての自覚、自分の思いを伝えようとするパワーに惚れました。1対1できちんと人と向かい合える人は必然的に大勢に囲まれていますね。
高校2年の時のクラスは、本当に皆仲良しで、お花見やバーベキューパーティを開催すると、45人中40人ぐらい参加してるようなクラスでした。先生たちももちろん参加。隣のクラスの先生も「面白そうだな」とやってきていたほどです。
そんな中、2年の終わり頃「ちょっと、クラス替えしたくなくない?このクラスのまま、この担任の先生のまま、卒業したいよね!」という思いがクラス全体に沸きあがり、クラス替え、ただそれだけでデモが起きたのです。笑。
まず、署名運動。全校生徒から、卒業生から、保護者から、一般の人まで、いろんな人から署名を集め、それを持って、校長室へ直談判。当然のことながら、校長先生は「クラス替え廃止」とは言ってくれず、話し合いは長引き夜になり……担任のS先生になだめられて、あきらめることに。あの時はきっと、先生も大変だっただろうなあ。でも、決して私たちを咎めたりせず、ギリギリまで見守ってくれる大人でした。
その後、結局担任のS先生も別の学校へ移動されることになり、終業式の日はまるで、卒業式さながらに、先生に内緒でこっそり、先生が修学旅行のときに熱唱してくれたハウンドドッグのフォルテシモの歌詞カードを皆手元に持ちつつ、音源を用意。
先生は先生で「最期は皆で歌おう」と、ギターと乾杯の歌詞カードを全員分持って教室に入ってきたのでした。
それから、全員号泣で2曲歌って、それから1人1人先生にお花を渡して、最期にクラッカーを鳴らして「僕らの七日間戦争もどき」は、無事(?)終わったのでした。
書いていて思ったのですが、高校生でこんなことやってるって、読んだ人、引きますよね。笑。
でも、私はこのとき、大切なことを学びました。それは「ムリかどうかは置いておいて、とりあえずやってみる!」ということ。やってみると、結果がダメでも生まれるものがある。得るものがある。
この時の担任のS先生は「これこそ、ホンモノの先生でしょ〜」って思える本当に素敵な先生でした。そうだな……金八先生と、GTOが混じったような感じの先生(わかんないか)。
とにかく生徒との距離が近くて、枠に当てはめようとしない先生でした。つまんない授業がおもしろくなる仕掛けがいつもたくさん用意されていました。
とある日の理科の授業では「人間が生きて行くために必要なものは?」という質問に対して「空気」「水」と答える生徒に「そんなことは聞いてな〜い!面白くないな、お前たち」と言い出して、そこから課題は「自分が生きて行くために必要なもの」のカミングアウト大会に。「酒」「タバコ」「AV女優の誰々」……先生、生徒に何をさせてるんですか!笑。
また、先生はミュージシャンでもあって、修学旅行中のバスの中で、ハウンドドックのフォルテシモを熱唱して、学生時代のバンド活動について話してくれました。プロを目指したこと、ヴォイトレしたこと、音楽活動をしてたときの思い……そのお話はとても興味深くて「夢を追いかけること」「自分の力で何か成し遂げようとすること」「バンドのおもしろさ」を、私はこのときに教えてもらったのでした。「人生って、自分次第でおもしろくなるんだな」と、強く感じたのです。
あともう1人、隣のクラスの担任のT先生もとっても面白い方でした。高校の先生なのになぜかJリーグの審判をされていて、遠征されているときは授業がお休みになったりしていました。帰ってくると、Jリーグの話をたくさんしてくれました。ラ○スにレッドカード出した話とか、裏事情とか、なかなか高校の先生から聞ける話ではありませんよね。
そして、授業中に「今日の授業はグランドにしよう」と、突然、授業が体育になったりしていました。笑。
----こんな面白い大人がいるなら、大人になってもいいかな〜
やっぱり、学校の先生って、生徒が未来を描くときに「こうなりたいな」と思える素敵な大人であって欲しいですよね。アイデンティティが確立するこの時期に、こんな素敵な先生に会えたことは、私の人生にとってすっごくラッキーでした。
今、私がこうやって、どうしてもなりたかったフリーライターになり、さらに関心のあったバンド関係の仕事をしているのは、たどっていけば、この先生の影響は大きいです。
雑誌の編集をはじめてからバタバタしてしまい、高校の頃の友人たちとはすっかり疎遠になってしまいましたが……本を作ったら絶対、S先生に見せに行きたいなあ……。
山善氏&後藤氏&松永氏のアコースティックライヴを見に行きました。
ライヴは17:00から始まっていたのに、何故か、時間を間違えて、辿り着いたのは20時...3ステージ目はさすがに皆さん顔が赤い。
が...それがまたヨシ!ほとんどアドリブでギターをかき鳴らす3人。酔っぱらいなので時々「わ、ここで振らないで、弾けん!」みたいな表情多々(笑)。
10代のころから音楽と一緒に生きてきた人たちが、40.50になって、満面の笑みでギターを弾く。絶妙なハマリ具合とテクニックは感性を失わなかった人たちの年輪だな〜...と思ったのでした。
クロスロード...十字路はブルースの大切なキーワード。きっと何度となく人生の十字路に立って、何度も何度も選んだのが音楽だった。そんなカンジ。
ビデオを撮ってみた、写真も撮ってみた、MDの集音マイク忘れた...
今日はトコトン楽しむぞ〜...とハリキッタ。ホンマ、楽しかった♪
ステージと客席の境目がなかったので、バンドもオーディエンスも混ざりあって(笑)、客が煽られ、バンドが煽られ...どんどんミックスアップしていく...これでもかってぐらいの温度でした。同じ空間と音を体感、共有することって、最高に気持イイ!
ライヴを楽しんでいる時って、ホント生(ライヴ)だし野生っぽいと思う。文明の力を沢山使った無機質な空間なのに、生、なんだよね。
今日の兄貴たちはまるで、モーフィアスみたいでした。場所も地下室っぽく(2Fなのに)狭かったし。
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