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February 2008
ドラマのバートラム・ホテル
- 2008-02-29 (Fri)
- 21世紀アガサ・クリスティー
今日はアガサ・クリスティーのマープルもの『バートラム・ホテルにて』のドラマを観ました。
途中、ホテルの滞在客にレッドベターなる人物が出てきますが、同名の人物はポアロ・ドラマ『満潮に乗って』の宿屋の滞在客にもいました。制作者達が遊んだのでしょうか。
そういえば『バートラム・ホテル』の原作には裏事情を知るロビンソン氏なる人物が出ていましたが、この謎の人物はポアロもの『鳩の中の猫』にも登場していました。
クリスティー作品は、このような人物探しをして遊ぶこともできるのです。また見つけて発表していきます
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ハイジの歌
- 2008-02-28 (Thu)
- ハイジとジブリの研究会
「別冊宝島」の『私たちの好きなアルプスの少女ハイジ』をアマゾンのオークションで入手することができました。(関目堂さん、ありがとう)。これには付録にハイジの歌のCDが付いています。
これとは別にハイジのサウンドトラック盤もあります。「ユキちゃんの歌」などが収録されていました。ハイジ研究には欠かせないアイテムです。また大杉久美子さんのアルバムもあります。
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やっぱりハイジの風は吹く
- 2008-02-27 (Wed)
- ハイジとジブリの研究会
今度はデアゴスティーニから「世界名作劇場」が発売されました。『フランダースの犬』『母をたずねて三千里』『あらいぐまラスカル』の三作品が毎回一話ずつDVDに収録されて届きます。
『アルプの少女ハイジ』は世界名作劇場に含まれていません。ところが『母をたずねて三千里』のスタッフの中には、宮崎駿さんも入っていたのです。その時、宮崎さんがどのような仕事をされていたか。あらためて調べてみたいと思いました。
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すべての道はハイジに通じる
- 2008-02-26 (Tue)
- ハイジとジブリの研究会
映画監督・市川昆さんが亡くなったので、先日『犬神家の一族』がTV放映されていました。市川監督は、この作品を二度映画化しています(しかも、どちらの金田一耕助も石坂浩二)。ひとつの作品をなぜ二度も映画化したのでしょうか。二作品を見比べてみると面白いかもしれません。
実は市川監督は『ビルマの竪琴』も二度映画化していました。もっとも、こちらの方は一度めはモノクロ、二度めカラーでした。
『ビルマの竪琴』は、少し推理小説みたいなところがあります。原作は竹山道雄。実は実は竹山道雄が翻訳した『ハイジ』もあるのです。(岩波少年文庫)
すべての道はハイジに通じる、です。

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ポアロものの最高傑作!?
- 2008-02-25 (Mon)
- 21世紀アガサ・クリスティー
残るは第37巻『葬儀を終えて』です。
この原作はクリスティーの人気作品ベスト10に入るほど評価の高い作品です。
葬儀の後、コーラは「リチャードは殺されたんでしょう」という謎の言葉を残します。そして翌日コーラは何者かによって殺されてしまいました。捜査は当然その言葉の解明に向かうのですが・・・
後期になるほどクリスティー作品は人間ドラマ重視型に変わってゆくのですが、その中にあって奇抜なトリックと意外な犯人というミステリーならでは楽しみで群を抜いている作品です。
ハヤカワ文庫の冒頭にはアパネシー家の系図が載っています。ヘレンの息子がジョージになっていたり、コーラと別れた夫が存命だったりと、やや設定が変えられていますが、この系図を見ながらドラマを観ると、さらにわかりやすく鑑賞できるでしょう。
どの一言によってポアロは犯人の嘘を見破るか。やはりクリスティーはミステリーの女王です。
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青列車、再び
- 2008-02-24 (Sun)
- 21世紀アガサ・クリスティー
次に観たのはDVD第36巻『青列車の秘密』です。
実は、これは短編作品「プリマス行き急行列車」の同工異曲で、しばしばアガサ・クリスティーは同じ題材を短編と長編(または中編)で書きわけて使っていました。
すでに「プリマス行き急行列車」はドラマ化されています(第十三巻)。よって今回はキャサリン・グレイという、もう一人の主要登場人物に焦点を当て、話を膨らませています。
このポワロ・ドラマのニューシーズンは基本的に原作に忠実なのですが、この作品は大きくアレンジされています。登場人物総てが関係付けられ、そのためにクライマックスは一同の前で真相が語られるというミステリーの王道が守られています。
原作には、美術商パポポラスや情報屋ゴビーといった不思議な登場人物も出てきます。
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人、それぞれに秘密あり
- 2008-02-23 (Sat)
- 21世紀アガサ・クリスティー
続いてポアロ(ポワロ)新作DVD第38巻『ひらいたトランプ』を観ました。
原作では、ポアロと女流探偵作家アドリアニ・オリヴァ夫人、それにバトル警視とレイス大佐の四人が共演するという設定になっておりましたが、後者二人はウィラード警視とヒューズ大佐に変わっています。
トランプのゲーム中に殺人事件が起こるのですが、ポアロ一人が、そのゲームの経過と記憶を組み合わせるという、犯人解明のための明確な方法をとっています。
容疑者も四人登場します。それぞれ過去に殺人を犯したかもしれないという秘密を持っているのです。その中の女性、アンやロリマーの末路が原作とは随分違っていました。
オリヴァ夫人初登場です。原作の世界では、この夫人は後々も姿をあらわしていました。今後の活躍が楽しみです。
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ポアロ最新作DVD始動
- 2008-02-22 (Fri)
- 21世紀アガサ・クリスティー
本日ポアロ(ポワロ)・ドラマの最新作DVD四巻が発売になりました。とりあえず今日は第39巻『満潮に乗って』を観てみました。
一族の財産を専有してしまった若い未亡人と他の家族との確執、未亡人の兄の強欲ぶり、亡くなったはずの先夫の真偽などを軸に物語は展開していくのですが、なかなか原作は人間関係が複雑です。その辺はドラマになると、すっきりわかりやすく描かれいます。
デビット・ハンター(未亡人の兄)の人物像は、ドラマの方がいやらしく描写されていました。
少しポアロが調子に乗って失敗しかけるところが、この作品のミソです。また、ある重要人物の嘘をポアロは見抜くのですが、それが嘘だと判明した理由が原作とドラマでは違っています。リン・マーチモントの恋の顛末も違っており、ドラマの方は何となくモノ悲しい終わり方をしていました。
このニュー・シーズンから従僕のジョージが登場しています。
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今日のお薬クイズ
- 2008-02-21 (Thu)
- 薬DEクイズ
今回は「乳酸菌」関連です。
Q17.ヤクルトとキリン(それに小岩井牛乳)が共同開発したKW乳酸菌を配合したサプリメントの名前は?
Q18.カルピスが販売しているL92乳酸菌を配合したサプリメントの名前は?
答えは・・・
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となりの列車に御用心
- 2008-02-19 (Tue)
- 21世紀アガサ・クリスティー
次はアガサ・クリスティーのマープルもの『パディントン発4時50分』を読みました。マープルの友人が列車の中から、併走する列車での殺人を目撃してしまうところから始まり、死体消失の謎→死体隠し場所の捜査→死体身元の解明と話が進む中、連続殺人が起こるという二重三重の構成を楽しめる作品でした。食事の時は殺人の話はしないというマープルの気品がうかがえる場面もあります。
ドラマはBBC版とグレナダ版の二種類があり、前者は二時間弱、後者は九十分強の長さなので、どちらかといえばBBC版の方が原作に忠実のようですが、重要なカレー中毒の話はグレナダ版でのみ描かれています。今回はマープルがルーシー・アイルズバロウという実に個性的な家政婦を派遣して事件の調査をさせるのですが、随分その女性像が違っていたりもします。また両ドラマともルーシーの恋の顛末の描き方が原作と違っていたりもしました。
何と、この『パディントン発4時50分』にはアニメ版もあるのです。今度観てみたいと思います。
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コロンボ『黒のエチュード』
- 2008-02-19 (Tue)
- 刑事コロンボに密着
刑事コロンボ第十巻『黒のエチュード』が来ました。今回の犯人役は何と映画監督のジョン・カサヴェデス。「田園交響曲」や「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を演奏する交響楽団の指揮者役。
そういえば、この監督の作品でピータ・フォーク主演の『こわれゆく女』っていう奇妙な作品がありました。この映画には、たしかカサヴェデスの奥さんのジーナ・ローランズも出演していたはずです。
今回印象的だったのは、コロンボがこの指揮者を訪ねて、家の値段を聞きサインだけをもらって帰るところ。コロンボが犯人に近づいていく手法は、かなり奥が深いです。 コロンボがピアノを弾く場面もあります。技量の程は、よくわかりませんが、かなり上手なのかもしれません。他の話でコロンボがゴルフをする場面がありましたが、見かけとは逆に、彼は器用だと推測できます。それから初めてコロンボの愛犬が登場しました(名前はまだ無い)。今後の活躍が楽しみです。
最後に犯人を追いつめる演出は、いつもながらのことですが、今回は、そこに犯人の奥さんを同席させるところがミソです。相変わらず見事なトラップ術でした。
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不思議なご縁の話②
- 2008-02-18 (Mon)
- 後藤稔にまつわる話
私の家の近くには兵庫県の西宮戎神社(えびす神社の総本山)があります。ここは人形浄瑠璃発祥の地とされています。境内の本殿の横には浄瑠璃の始祖で人形傀儡(くぐつ)師の「百太夫」さんが祀られています。
もともと私は、この近くの生まれです。阪神大震災にあい、その後は大阪の難波に在住していました。結婚することになり、ここに妻が住んでいたので、生まれ育ったところに帰ってくるような次第になりました。
妻と私が出会ったのは豊竹英大夫さんの素浄瑠璃の会ででした。偶然の一致にしてはできすぎている、不思議な縁を感じています。
写真は、エビス通りにある人形傀儡(くぐつ)発祥の碑と、阪神西宮駅から風景を眺める一歳児の息子です。
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ポニョって、どんな顔?
- 2008-02-16 (Sat)
- ハイジとジブリの研究会
宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』は主題歌のCDが先に発売されています。
ジャッケットにちらりとポニョの顔が見えています。ちょっと一歳児の私の息子とも似ているような気がします。
『となりのトトロ』を彷彿とさせる明るい音楽です。聞いているだけで新作に期待がもてます。
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ハイジの風
- 2008-02-15 (Fri)
- ハイジとジブリの研究会
先日の「題名のない音楽会」で「千の風になって」の翻訳者・新井満さんと歌手・秋川雅史さんが共演していました。新井満さんが奥さんと書かれた『ハイジ紀行』が最近文庫化されました(講談社文庫)。また、あの『バカの壁』の養老孟司さんと宮崎駿監督との対談『虫眼とアニ眼』も文庫化(新潮文庫)されています。
「樅(もみ)の木が鳴っている」というハイジの有名な科白がありますが、ハイジの風もずっと吹き続けているようです。
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クリスティーDVD情報
- 2008-02-14 (Thu)
- 21世紀アガサ・クリスティー
エルキュール・ポアロ(ポワロ)の海外ドラマ・ニュー・シーズンBOXⅡが来る2月22日にハピネット社から発売されます。
収録作品は『葬儀を終えて』『青列車の謎』『ひらいたトランプ』『満潮にのって』の4作品です。
またミス・マープルのTVドラマ・シリーズのDVDは二種類あることが判明しました。ジョー・ヒクスンがマープルを演じるBBC版全12巻以外に、ポアロと同じグレナダ配給のDVDが4巻出ています。
作品は『牧師館の殺人』『予告殺人』『パディントン発4時50分』『書斎の死体』です。この二種類を見比べてみるのも面白いかもしれません。
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コロンボ『パイルDー3の壁』
- 2008-02-12 (Tue)
- 刑事コロンボに密着
だいぶ前には届いていたんですけれど、デアゴスティーニの刑事コロンボ第九巻『パイルD-3の壁』、やっと見ることができました。
この作品、罠のかけ方が壮大です。お金のかけ方が半端じゃありません。しかも、コロンボは犯人の仕掛けた罠にはまるフリをして、動かぬ証拠を掴みます。死体の隠し場所が問題になるのですが、単に場所を見つけるだけの問題におわらせないところが見事です。
監督をコロンボ役のピーター・フォーク自身がやったという作品でした。はやく来い来い次の巻。
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今日のお薬クイズ
- 2008-02-09 (Sat)
- 薬DEクイズ
また面白い本見つけちゃいました。『別冊宝島1409 以外と知らなかった薬の常識』(宝島社)です。
この本は市販薬(大衆薬ともいうそうです)に関する質問を106も集めているというスグレものです。というわけで今日の問題はこの本からです。
Q13.次の市販薬関連の言葉は何の略か?
①OTC ②PTP
Q14.「パンシロンG」と「パンシロン01」の主な違いは何でしょうか?
答えは・・・
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不思議なご縁の話①
- 2008-02-08 (Fri)
- 後藤稔にまつわる話
私の妻は広島県福山市の某女子校を卒業しています。同じ福山に誠之館高校があります。ここはペリー来航時に活躍した老中・阿部正弘が作った藩校がルーツになっています。古くは作家の井伏鱒二が、近年は私が最も敬愛する推理小説作家の島田荘司さんが卒業されています。三年前の夏、妻と共に誠之館高校を訪ねました。
そして、今度は宮崎アニメの新作「ポニョ」です。この作品の舞台が同じ福山の鞆の浦であることに不思議な縁を感じています。この5月締め切りの「第一回福山ミステリー文学新人賞」に、ちと応募してみたいという気もあるのですが、まずは「ハイジ」を研究し、最新の宮崎駿論を完成させたと考えております。
実は妻と私には他にも不思議な縁があるのですが、そのことは改めて書きたいと思います。
写真は福山誠之館高校内に保存されている藩校跡。
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今日のお薬クイズ
- 2008-02-07 (Thu)
- 薬DEクイズ
前回の答えにも関連するのですが、久光製薬のお客様相談係りに「サロンパス」と「フェイタス」の違いについて問い合わせたところ懇切丁寧な解答をいただきました。市販薬のことで不審に思ったことなどあったら、お客様相談係に力になっていただきましょう。というわけで、
Q11.ロート製薬の漢方薬シリーズ「和漢箋」の「防風通聖散錠」には、どのような効能があるとされているでしょうか。
Q12.その「防風通聖散」は、小林製薬のある商品にも使用されています。その商品名は?
答えは・・・
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刑事コロンボの習慣術
- 2008-02-03 (Sun)
- 刑事コロンボに密着
デアゴスティーニの「刑事コロンボ」の次号が、なかなか来ません。隔週刊って、けっこう時間があくものですね。
コロンボにも好物の食べ物がありました。チリという辛い食べ物です。(正式にはチリ・コンカーンというそうですが…。)今度出版させていただく予定の「名探偵ポアロ」は、チョコレートをはじめ甘いものが大好物です。常に礼装を身につけているという特徴もありましたが、コロンボの方は、いつもヨレヨレのコートを着ています。自分の家族の話をネタにして相手に近づいていく手法は似ていますが、その他の点は何か対照的なものを感じさせます。お国も違い(米と英)時代も違う両者ですが、「刑事コロンボ」の作者は過去のミステリーを意識して、この人物を造形したのかもしれません。『二枚のドガの絵』という作品の中には、エラリー・クイーンの小説と大変似た場面がありました。
デアゴスティーニから送られてくるのは旧シリーズで終了しますが、今年は『新・刑事コロンボ』シリーズが新発売されるという情報もあります。ますます楽しみです。
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ハイジのミステリー②
- 2008-02-02 (Sat)
- ハイジとジブリの研究会
アニメ版「ハイジ」第三話には鳥の「鷹」が登場します。ハイジは一瞬、鷹を非常に恐れます。これは、なぜでしょうか。一方で鷹は孤高の人生を歩む「アルンおじいさん」の生き方とも重ね合わせて描かれています。後年の宮崎アニメには必ずといっていいほど「飛ぶ」者が登場しますが、ハイジは飛ぶことを禁止された存在なのかもしれません。(オープニングで雲に乗ったりしますが…。)「飛ぶ」という行為は下界から離れることを意味します。アルンおじさんは、俗世間の人々とは一緒に暮らせずにいます。そういえば、『天空の城ラピュタ』に「人間は土を離れては生きていけない」という科白がありました。また第三話のクライマックスは夕焼けに萌えるアルプスのシーンですが、この場面は『風の谷のナウシカ』のラスト=ナウシカが降り立つ「金色の野」を連想させます。この時、ハイジはアルプスに魅入られ、アルプスと同化するのですが、その傍らには「大ツノの旦那」と「かわいいの」と呼ばれる動物が立っています。この動物は何でしょうか。「大ツノの旦那」はアイベックス、「かわいいの」はマーモットです。それにしても不思議な存在は第四話以降に活躍する犬のヨーゼフです。鳥のビッキーを助けるという高度な能力を持っていながら、常に無愛想にしています。原作には登場しないこの犬は、何を象徴しているのでしょうか。謎は深まるばかりです。写真はスイス・ツェルマットにあるマーモットの像。
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クリスティー『バートラム・ホテルにて』
- 2008-02-01 (Fri)
- 21世紀アガサ・クリスティー
続いてクリスティーのマープルもの『バートラム・ホテルにて』を読了しました。この作品ミス・マープルは、あまり活躍しないものの、ともかくドラマ展開が面白いです。それほど評価されていない作品なのですが、読んでいてハラハラドキドキしました。
今更ながらクリスティーの力量に感服。実の娘から身を隠す母親、その娘の冒険談、ある強盗団の事件、ある牧師の失踪、ホテルマンの銃撃事件など、複数の物語が錯綜していく展開が凄かったです。おまけにミステリ評論家・佳多山大地さんの後ろの解説が勉強になりました。
クリスティーは、決してポアロとマープルを共演させようとしませんでしたが、何とアニメでこの二人が登場するシリーズがあるのです。これまたNHKで放映されて、現在はDVDになっています。とっても見てみたいのですが、まずはミス・マープルの実写版ドラマから見ていくことにします。ハイジのDVDも見なくっちゃ…。
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