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センチメンタルジャーニー

  • 2011-10-26 (Wed) 02:42
  • 総合

 この年(57歳)になって上記の表現は自分でもどうかと思わないでもないが、「人生7がけ論」の私はまだ精神的には30歳代のつもりだから、ご容赦願おう。
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 アトランタを数日うろうろして、今、アトランタから南西に約100キロ離れたラグレインジという町に向かっている。何度も書いたが、1974年から1年間、ここの小さな大学に留学していたことがある。正確に言うと、ナイロビ支局勤務を終え1990年春にアメリカ経由で帰国した際に数日間立ち寄ったことがあるが、それさえも記憶のかなたにあるから、37年ぶりの再訪のような感覚だ。
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 これから可能ならば、このラグレインジを拠点に米南部を旅しようと思っているが、漠然とそう願っているだけでどうなることやら分からない。何しろ重くなる一方のスーツケースとキャリーバッグを抱え、秋が深まっているというのに汗ばみながら移動するのは少しばかり辛い。ラグレインジに拠点にさせてもらえそうな家がある。37年前に世間知らずの青二才でここに来た時、親しくなった友人の母親が90歳を超えてもなおお達者で、そこにお世話になる予定だからだ。
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 ヒックス夫人。当時も友人のジョーが週末にはよくこの家に連れて来てくれた。金のない貧乏留学生の私にはジョーの家に来て、ヒックス夫人の手料理をご馳走になるのが楽しみだった。いつも会う度に、何だか日本人の女性のような温もりを感じた人だった。ジョーや彼の妹と連絡を取っていて、ヒックス夫人が私の再訪を楽しみにしていることを知り、とてもうれしかった。という次第で、これから何か所か訪ねることを考えている南部の旅の「ベースキャンプ」にさせてもらいたいと願っている。
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 37年前にアトランタからラグレインジに向かった時にはグレイハウンドの大きなバスだった。4月ごろでもう暑かったような記憶がある。バス停で降りて、心細く感じながら、大学の寮を目指して歩いたことを覚えている。今回は10月の下旬。アトランタに到着した時は寒いと書いたが、このところ、温かい日が続いている。日中は暑くも寒くもなく、とても過ごしやすい日々だ。ラグレインジを再訪するには最適だろう。今回もバスで行くことにしている。アトランタ空港から出ているシャトルバスで乗車料金は31ドル。時間にして1時間。車窓の景色に見とれながら、時の流れを思うことだろう。今回は心細さにとらわれることもない。
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 (写真は上から、アトランタならではの「もの」。まず、アトランタ発祥のケーブルテレビのCNN。15ドルを払ってCNN内部を見るツアーに参加したが、「子供だまし」の拙劣極まりないツアーだった。コカコーラもアトランタ発祥。ここもツアーが人気だったが、CNNに懲りて素通りした。世界一大きいと聞いたアトランタの水族館。世界一大きい「水槽」(日本製)から眺める海水魚の群れは確かに見応えがあった。アトランタはマーティン・ルーサー・キング牧師が生まれた地でもある。牧師夫妻が埋葬されている墓地は終日炎が灯されている。牧師が12歳まで住んだ家=左から二つ目=は記念館となっていた。この家は14部屋あり、牧師は比較的裕福な隣人たちに囲まれて幸福な少年期を過ごした)

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